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【DREAM TEAMメンバー大会後レポート】Vol.3

BIORACER DREAM TEAM2023の第19回Mt.富士ヒルクライム、大会後のレポートインタビューです。

今大会も、DREAM TEAM総勢18名のメンバー全員が無事に出走を行うことが出来ました。
これは一重に応援してくださるご家族・ご友人並びに大会関係者の皆様、そして応援してくださる皆様の存在があったからこそだと確信しております。多大なるご支援を賜り、厚く感謝申し上げます。

それでは各メンバーのレース後レポート兼インタビューをお楽しみください。

BIORACER DREAM TEAMレース後レポートVol.1

BIORACER DREAMTEAM レース後レポートVol.2


ハマさん / 去年の忘れ物?(金色指輪)を取りに・・・

見事に目標のゴールドリングを獲得!

皆んなそれぞれが辛いことにも立ち向かってるんだと勇気を貰っていました


——BIORACER DREAM TEAMに加入して頂きましたが、いかがでしたか?

自分にとってはかけがえのない物で、そして目標達成ができた今だからこそ感じるのですが、DREAM TEAMとしての活動、このある意味仕事(自分ではそう捉えていた)をどう遂行するのか、を考えていました。また、実は度重なる心労で2月中旬に体調を崩してしまい、想定よりも体調が悪くなってしまいました。その期間はDREAM TEAMが確かに私の心の支えとなっていました。

——体調面からトレーニングが思うようにいかないことも多々あったと思います。

当初予定していたトレーニング計画は大幅にずれて何度も諦めかけ、トレーニングとして乗る意識から目を逸らしてたりもしました。でもときに妻に愚痴ると、「あなたは選ばれたんでしょう、出来る限りのことをしなさい」と言われたのを覚えています。苦しい時には頂いたDREAM TEAMのジャージを見たり、携帯の待ち受けにしたりして、皆んなそれぞれが辛いことにも立ち向かってるんだと勇気を貰っていました。

フィニッシュ後の集合写真の一枚。(真ん中右ハマさん)

——ゴールドリングへの挑戦、簡単ではなかったと思います。

公式6431秒というタイムでゴールドを獲得できました。ただ、メンタルは不安定になっており、大会前日の夜中に1人起きて誰も居ない宿泊場所の食堂で暴食してた程でした。何としてでも目標を達成してやると思ったのは、大袈裟でもなくスタートラインに立ち、私が声をかけて集めた仲間と再会できた時でした。声をかけてトレインを組んだ以上、仲間に頼るというのでは決してなく、そこでしっかりと仕事をするという思いが強かったです。走行中声を上げ、平坦区間では前方で牽き、心拍も脚もまだ少し余裕がありました…。でもトンネルを抜けてサイコンを見たときにふっと力が抜けました…。ゴールラインを超えて出た言葉は「あぁ終わった…。」でした。。

——やはりDREAM TEAMだかこそ、出来たこともありますか?

改めて再認識しています。去年から今大会まで関わってくれた家族も含め全ての仲間、DREAM TEAMの存在、自分の愛車、そして当日トレインを組んでくれた仲間どれひとつ欠けてもこの目標達成はなかったと断言できます。本当に本当に感謝しています。ゴールドを達成出来ましたが、愛車のリドレーには初心を忘れぬように、初めて富士ヒルに参加した第18回大会記念のシルバーリングがずっと鎮座しているのは変わりません。それは自分と同じように、いやそれ以上に努力しても結果を出せなかった人が、達成できた者と同じ位いるのが今は分かるからです。私は去年泣きながら妻に報告した際に、「達成した人だって同じくらい悔しい思いをしてきてるんだよ。」と言われた事を、ゴールド取得できた今も忘れないでいようと思います。そして今度は体調万全に臨んで、その時の目標を達成したときには、こう叫びたいです!終わった…、ではなく高々と拳を上げて「よっしゃあー!!」と。

苦しい中でもモトバイクにポーズ!

MAKU / 60分切りです!

選抜クラスでプラチナを狙う

BIORACER DREAM TEAMに参加することで目標が明確になった


——BIORACER DREAM TEAMに加入して気持ちの変化はありましたか?

はい。ふわふわしていた自分の目標が BIORACER DREAM TEAMに参加することで60分切りという明確なものになりました。今回のドリームチームへの参加がなければ、なんとなくトレーニングをしてなんとなく本番を迎えて、多少今までよりいい記録が残せるかもしれないですが、そんな一大会に終わっていた気がします。DREAM TEAMに加入することで、仲間がいることも大きかったですね。

——DREAM TEAMをきっかけにトレーニングへの意識も変わったと。

目標が明確になったことが一番良かったと思っています。DREAM TEAMに選抜いただいたことでトレーニング、ピーキング、体重調整、機材変更に至るまで今まででの中で一番準備に意識を持つことができました。結果は目標に90秒ほど足りず悔いが残るものになりましたが記録自体は自己ベストより2分半更新できました。今回足りなかった分は来年への宿題として埋めていきます!

フィニッシュ後の集合写真(一番左MAKUさん)

とっしー / 67分30秒年代別20位

DREAM TEAMメンバーとトレインを組んで目標に向けて走る

1人では頑張れなくても、仲間がいる事で可能になる事があることを実感しました


——レースに向けたトレーニングで意識したことや内容を教えてください。

冬場の2月中旬からの1ヶ月はベーストレーニングがメインでした。3月中旬まで暫くは短めの登坂路でトレーニングを積んで、全体的なボリュームを稼ぐ事に注力しました。4月以降はドリームチームのKAHOさんとコンタクトを取るようになって、KAHOさんへのアドバイスが、自身にとっての確認作業にもなって、より入念な準備に繋がりました。また4下旬頃に注文していた新型のバイクも組み上がったことでモチベーションが上がり、過去最高の走行距離を記録してトレーニングは順調に消化する事が出来ました。

——かなりのトレーニング量を計画的にこなしていたように思います。集中力や気持ちは続きましたか?

5月に入ってすぐ、ドリームチームのメンバーの顔合わせを兼ねての試走会に参加して、多くの刺激を頂き、最後の1ヶ月に向けて集中力を上げるきっかけになりました。1人では頑張れなくても、仲間がいる事で可能になる事があることを実感しました。

——今大会、高い目標に向けて頑張ってきましたが、本番当日の結果はいかがでしたか?

肝心のレースは自己ベストを2分20秒更新しましたが、結果は69分39秒と年代別64位。掲げた目標には届きませんでした。レースでは需要な場面で勇気を持って飛び出す事が出来ませんでした。安全策を選んだ自身の「力」不足を認めざる終えませんでした。自身へのチャレンジを放棄した事、反省点は幾つもあります。それと同時に半信半疑だったゴールドという目標が見えたのも事実。様々な想いが交錯する結果に、またチャレンジするという宿題を貰ったと理解して、来年もまた自身へのチャレンジを決意しました。

最後に、このような気持ちでレースを終えられたのは、ひとえに「BIORACER DREAM TEAM」のメンバーに選出して頂いて、可能性にチャレンジする機会を頂けたからだと認識しています。同じ目標を持つ同士のおかげでここまで辿り着く事が出来ました。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。

目標には惜しくも届かなかったが自己PR更新の快挙!

ジミー / ゴールド65分切り


自分自身も速く登れるようになりたいという気持ちが日に日に大きくなっていきました


——DREAM TEAMに加入して何か変化はあったでしょうか?またトレーニングの内容なども教えてください。

応募した時は、去年チームメイトが果たせなかった目標を自分がリベンジしようと思っていました。しかし、その目標に加えて、自分自身も速く登れるようになりたいという気持ちが日に日に大きくなっていきました。選出されてからわずか3ヶ月という短い期間で、どれだけパフォーマンスを向上させることができるかという不安が常につきまとっていました。私は2ヶ月間、低強度のトレーニングを7割、高強度のトレーニングを3割の割合で行いました。最後の1ヶ月は、試走や同レベルのヒルクライムを中心に高強度のトレーニングを増やして走りました。体重は4.5kg減量しました。

——計画的なトレーニングと大幅な減量は見事ですね。本番当日はどうでしたか?

チームメイトの思いやアドバイス、協力してくれた仲間やトレーニングのサポートをしてくれた家族のおかげで、皆の思いを背負ってゴールドという目標に向かって全力で走り続けることができました。しかし、目標の達成は叶いませんでした。ゴール後は、悔しい気持ちと同時に、最低限70分切りのタイムを達成できたという安堵感が入り混じっていました。この3ヶ月間は非常に充実した時間でした。ドリームチームのメンバーから受けた富士ヒルへの情熱を強く感じ、自分自身も頑張らなければという気持ちになりました。来年も選ばれて必ずゴールドを獲得したいと心に誓います。

みつぱわー / なるべくゴールド

DREAM TEAMメンバーとトレインを形成し目標に向けて走る

楽しさや嬉しさ、そして悔しさまでもが味わえる素晴らしい経験となりました


——女性のゴールドリングという高い目標に向けて、沢山練習を積み重ねてきたと思います。

私は今回、目標はなるべくゴールド、というふんわりした表現をしていましたが達成は叶いませんでした。大会が近づくにつれ達成出来ない気持ちが大きくなり着地点がブレてしまい、そこに代わる具体的な目標を持って強い心で本番に臨めたかというとそこは自分に100点をつけてあげられません。結果、それでも67分台はいけるかと思っていたところギリギリ69分台という悔しい走りで終わってしまいました。

——DREAM TEAMを通して成長できた部分などはありましたか?
これは気持ちだけの問題ではなく、実際の本番はフィジカル面も非常にツラかったので自分の実力を思い知らされ、悔しい、とにかく悔しい感情でいっぱいになりました。 そこまでの過程は、悪くなかったと思います。むしろ良かったと思います。何が良かったかというと、まず一番は仲間と成長を感じられたところです。試走を重ねる度にあーでもないこーでもないと一緒に走ったほぼ全員で振り返り、反省を経て次の練習へ、と進んでいく取り組み方がとても良かったです。互いに励まし合い絆も深まりました。

——悔しい想いをしたと思いますが、この経験も財産になるのではないでしょうか。

はい。今大会で自分自身が確かに成長している手応えを感じられたところも良かったです。結果は目標に対しては足りていませんでしたが、過程においては自分に対して少しわくわくすることが出来ました。 総合して楽しさも嬉しさも悔しさも大いに味わい、人として、とてもいい経験になりました。DREAM TEAMは3回目の参加でしたが、今年が一番楽しめましたし充実していました。試走会やステージ登壇などのイベントの充実や、SNSでも我々個人アカウントも公式アカウントも皆で盛り上がり一体感を非常に感じた今年のDREAM TEAMでした。ありがとうございました。

富士ヒルエキスポ集合写真の一枚(中央みつぱわーさん)

えーぞう / PR大幅更新!

練習期間中は常にモチベーションが高く力になりました


——目標とする自己PR大幅更新おめでとうございます。

今年の目標は怪我をせずPR大幅更新という目標でした。また途中からは一緒に練習した仲間達とゴールするという目標も増え、より練習に集中できる環境となりました。結果、怪我も無く3分弱PRを更新し、初めて70分切りを達成することができました。更に一緒に練習した仲間ともゴール出来て個人的には良い結果になったと思っています。レースの様子もYoutubeに公開しています。

——非常に綿密なコースの把握、パワーの管理など、試走動画も話題となりましたが、トレーニングはどのように進めましたか?

練習内容は、23年になってから月の練習量を60〜65時間確保。その内、強度別の目標時間を定めて練習をしました。ベースとなるL2走は毎月20時間確保し、L3〜L5は大会が近くなるにつれて少しずつ強度が高い時間帯が増える様にその日単位ではなく、週単位、月単位で目標時間を達成できる様にプランをたてて実行しました。

——トレーニング以外で拘ったことや注意したことはありますか?

5月に入ってからはGWを含め毎週試走に行き、ペースの確認をしつつ一緒に走るメンバーと練習を始め、走行後はパワーの出し入れやポジション等改善点を動画でチェックして練度を高めていきました。また減量も行い、1月の62kgからスタートし、1月に800g〜1kg程度のペースで半年掛けて58kgを切る程度にし、体になるべく負担をかけない様に気をつけました。怪我をしない為に、練習後のセルフケアも時間をかけて行いました。ドリームチームに参加させて貰ったお陰で、練習期間中は常にモチベーションが高く力になりました。

レース直前、リラックスした笑顔でポーズを取るお二人(左えーぞうさん/右みつぱわーさん)


BIORACER DREAM TEAMメンバー選出時のインタビューはこちらから!

BIORACER DREAM TEAMメンバーインタビューVol.1

BIORACER DREAMTEAM メンバーインタビューVol.2

BIORACER DREAMTEAM メンバーインビュー Vol.3


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