今回はBIORACER DREAM TEAMメンバーのインタビューを掲載させて頂きます。
富士ヒルにかける思いと、それぞれのメンバーが本番に使用する予定の愛車の紹介など、
DREAM TEAMメンバーの個性が現れてとても興味深い内容になっています。
是非ご覧ください。
目次
BIORACER DREAMTEAM メンバー紹介 Vol.1
BIORACER DREAMTEAM メンバー紹介 Vol.3
宮城 嗣秀 / プラチナ獲得
朝4時半に飼い猫のみたらし君に起こされる
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
以前の大会からDREAM TEAMの存在は知っていて、DREAM TEAMメンバーの目標に向かって努力する姿勢に感銘を受けました。
今回の大会は私もDREAM TEAMをきっかけに、目標達成に向けて頑張る方々と共に大会を盛り上げたいと思ったからです。それと素直にBIORACER DREAM TEAMのカッコいいジャージを着たかったからです。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
私の場合、練習は早朝から始めていますね。朝4時半に飼い猫のみたらし君に起こされるので、寝過ごす日が無いのがポイントです。
日々の練習では1週間単位でトレーニングの意識や目標を持っていて、週の中でも強度を上げる日と回復させる日のメリハリをつけることです。あと、ロードバイク以外で筋トレや呼吸練習などの補強トレーニングも重視していますね。
お互い刺激を与えあって皆で達成したい
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:Canyon AEROAD
愛車はリムモデルのCanyon AEROAD。マニアックな軽量パーツを使わなくても車重は6.3kgほどとエアロロードながらとても軽くできるのが魅力です。
ホイールは、ちくわ輪業さんの手組みカーボンクリンチャーホイールを愛用しています。前後で約1200g軽量ながら剛性もあり、メンテナンスや調整などのアフターフォローもとても丁寧にしてくださる素晴らしいビルダーさんなのでオススメです!
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
プラチナ獲得です。
DREAM TEAMで同じ目標を掲げていた、にんにんさんとMAKUさんは、レースでも付き合いがある強豪ライダーです。とてもハードルの高いものなのですが、彼らともお互い刺激を与えあって皆で達成したいです。
のりすけ / 以前の自分より速くゴールすること
普段は練習してるって感覚ではなく、仲間に遊んでもらっていると言う感じ
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
コメントでも出したのですが、僕は一癖も二癖もある仲間と遊んでもらってそれが楽しくて自転車に乗ってます。なので、なにかきっかけがないとレースに出ることがありません。そんな僕ですが今回DREAM TEAMのジャージが欲しい!という思いで応募させてもらいましたが、レースに出るには十分すぎるきっかけでした。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
平日は仕事前に週2〜3くらい実走を入れて、土日に行けるときは100〜150km/日くらい走りますね。乗らない日はランニングしたりと体を動かすようにしています。
とはいっても普段は練習してるって感覚ではなく、仲間に遊んでもらっていると言う感じで乗っています。なので、練習内容についても何をやらなきゃ強くならないなぁ〜とかは一切考えてなくて、異様にたくましい仲間が彼方へ颯爽と消えていくのをただひたすら追っています。仲間と同じ時間を共有できるのが楽しいので、少しでも長く同じ時間を共有できるように全力で遊んでます! 食事については一切気にせず食べたい物を食べてます。家のご飯が美味しいのでついつい食べ過ぎてしまってますね。
自転車との付き合い方は、遊びにかまけて家の事をやらなくなると家庭内不協和音が発生し、何もかも楽しくなくなるので、絶妙なバランスを養いながら付き合うように気をつけてます。
愛車はYONEX CARBONEX HR DISC
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:YONEX CARBONEX HR DISC
愛車は国産ブランドYONEXのCARBONEX HR DISCです。
既に完成された状態なので、自分自身そこまで機材やフレームに拘りは持っていません。
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
1.以前の自分より速くゴールすること!
2.妻に褒められる!!
ISSEY / 70分切り!
感動し、自分もそうありたい
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
昨年、皆さんを統率し多くの方をGOLDへと導いたにんにんさんの姿に感動し、自分自身も同じようにみんなで一丸となって目標に向かって走りたいと感じました。今年は私も同じ目標を持つ仲間と共に70分切を目指すべく、また自分も昨年のにんにんさんのような姿でありたいと思い応募しました。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
私の1週間のトレーニングルーティンはだいたいこんな感じです。
月曜日 完全レスト
火曜日 Z2 1.5h
水曜日 Zwiftでのven top TT
木曜日・金曜日 Z2 1.5h
土曜日・日曜日 外ライド100km程度
雨の場合はローラー2-3h 食事は夜はロカボ中心。昼食は好きなものを食べてます。 毎日体重計に乗って体重管理はこまめに行ってますね。
高すぎる目標を設定して自分を追い込む方が好き
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:S-WORKS TARMAC SL7
愛車はSPECIALIZED S-WORKS Tarmac SL7です。コンポーネントはDura-ace 9100 Di2を使用しており、クランク長は165mm、4iiiiの両脚測定パワーメーター(届けばInfo-crank2を使うかもしれません) を使用する予定です。
ホイールは特注のNWホイール:35mmで1300gちょっとです。
ヘルメット・サングラスはPOC:宇都宮のジャパンカップで試着させていただいた時にフィット感に感動し、それ以来ずっとこの組み合わせですね。
シューズはGIRO EMPIRE SLX:軽いのと紐靴なのでフィット感が良くて気に入っています。
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
目標は70分切りです。
2/24時点ではven-topのタイムが80分なのでとても厳しい目標ですが、高くない目標を設定して楽に達成するより、高すぎる目標を設定して自分を追い込む方が好きなので、頑張ります。
今年70分切りできれば、来年はGOLDが見えてきますよね…!?
にんにん / プラチナリング獲得
限界に挑めそうな日を作って、限界を超える練習を積極的にする
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
昨年もBIORACER DREAMTEAMに選出していただきましたが、そのチームメンバーとしての富士ヒル参加の体験が最高の物だった為です。 チームメンバーと切磋琢磨し、辛い練習や減量中も励まし合い、試走に集まって富士ヒルに向けて高いモチベーションを共有し、本番は各自の目標に向かって全力を尽くす。 普段一人で練習することが多い自分にとって新鮮で、かつ大きな経験となりました。
また自身のYouTube「にんにんサイクル」で発信した富士ヒルの様子も多くの方に見て頂くことが出来、昨年に続いて今年も自身の体験を富士ヒルに参加される皆さんに共有していきたいと考えていた事も、応募の動機になりました。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
・ライフバランスについて:平日は仕事が割と遅いので、夜練習のみに絞って1時間前後の練習をしています。 朝はなるべくしっかり寝て身体を回復する時間を長く取るようにしています。 (と書くと意識が高そうですが朝に弱くて眠るのが大好きな性格です。) 週末は予定がなければ外でサイクリング兼トレーニングをしていますが、 元々山や峠を登るのが大好きなので、きつい練習をしているぞ!という感じはあまり無かったりします。走っているだけで楽しいのがロードバイクの大好きな部分です。
・トレーニングについて:私は結構「感覚派」タイプです。 あまり体調や体力を数値化したものに管理を頼るようなトレーニングは取り入れておらず、 基本となるパワートレーニングを室内(ZWIFT)で平日に行い、週末にZWIFTを利用した長距離レースに参加したり、気ままに外を走って途中にある峠のセグメントを全力TTするといった練習方法に取り組んでいます。 そして走ったZWIFTレースや峠のタイムから、自分に足りないと思う所を洗い出して 伸ばしたい部分のトレーニングを増やすようにしています。 富士ヒルに関しては「1時間全力TT」という明確な目標があるため、 最終的にFTPが上がるようなトレーニングを行いたいと考えており、 冬の期間はベーストレーニング(L2~L3、180~210W/3.4~4wkg) のボリュームを増やして基礎体力の向上を図り、 気温が上がってくる3月下旬から乳酸閾値であるL4(250W~280W/4.7~5.2wkg)の割合を増やし、徐々にVO2Max(L5、300~330W)の限界を押し上げる様な組み立てをしたいです。 こう書くと綿密に練習内容や感覚を詰め込んでいそうですが実際にはそうではなく、 毎日の体の疲れ具合と相談しながらメニューを決めていくと言った具合です。
一つポイントとしているのは 「限界に挑めそうな日を作って、限界を超える練習を積極的にする」という事です。 レスト明けのなんとなく調子がいいぞ?と思うような日は、 限界を超える力が求められそうなZWIFTレースにエントリーしたり、 普段の練習の強度を5%上げてゲームをクリアしに行く感覚で挑戦しています。 (出来ない日も多いですが、一度達成すると自分のキツさに対する耐性が上がるように感じています)
エアロ or 軽量 自分に取ってのアドバンテージは
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:Canyon Ultimate CF SLX or Canyon Ultimate CF EVO
ヘルメット:POC VENTRAL LITE
サングラス:OAKLEY SUTRO
今年、ヘルメットを新調しました! POCの軽量ヘルメットVENTRAL LITEはデザインがとってもお気に入りなので、 大会で使用するのが楽しみです。WF(アジアンフィット)でかぶり心地も最高です。 OAKLEY SUTROもヘルメットと見た目の相性が良く、気に入っています。
富士ヒルに向けたセッティングのこだわり(悩み) 昨年使用した空力重視のホイール(BORA WTO 33)を着けたCF SLXを使うのか、 前後790gの軽量ホイール(AX-ライトネスUltra 25T)をセットし更にフレーム自体も軽いCF EVO(5.3kg)を使用するのかで非常に悩んでいます。 CF EVOは現在激坂セッティングでフロントシングル仕様のため、 富士ヒルで使うためにFチェーンリングを追加して試走でテストをしてみる予定です。 エアロ/軽量のどちらが自分に取ってアドバンテージがあるのかを考えることも 大会に向けた楽しみになっています。
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
目標は「プラチナリング獲得」。
昨年ゴールドを取って今年はプラチナ目標。簡単に達成できるレベルで無い、という事は百も承知の上で自分にどこまで出来るのか、全力で挑戦してみたいと思います!
かえん / 72分シルバー!
PFCバランスを見ながら一日の食事を
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
昨年私はDREAM TEAMの一員として富士ヒルに臨みました。試走会などを通じて、高いモチベーションを持つメンバーと交流し、それぞれの目標を目指しみんなで頑張ることができました。その経験は、とても楽しく素晴らしいものでした。
その時は残念ながら目標達成には至りませんでしたが、今年こそは自分もDREAM TEAMの一員として夢を掴み取りたいと思い、応募致しました。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
週間15~20時間位でトレーニングを組んでいます。 冬の間の平日はローラーでL2を中心に10時間程度、週末は実走8時間程度で峠のTTを中心に10~20分の峠を2〜3本登って、L4以上を叩く練習をしています。
レースが近くなってくるので、今後は高強度域の滞在時間を増やしたり、長めの峠TTを増やしていきたいと思っています。 パワーの絶対値が低いのでレースシーズン中は減量が必須です。食べることが大好き、甘いもの大好きなので、気づけば食べすぎて体重が増えてしまうので、PFCバランスを見ながら一日の食事を朝確定させて、それ以外余計なものは飲食しないようにしています。
一目惚れして購入したハイエンドモデル
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:CERVELO R5
愛車は2018モデルのcerveloのR5です。
超軽量のフレームではありませんが、一目惚れして購入したハイエンドモデルで、私がトレーニングをするきっかけになりました。日本全国一緒に走り回っている相棒で、ヒルクライムレースで優勝、入賞したりと非常に愛着のあるバイクです。
私はどちらかと言うとトルク型ではなくケイデンス型の脚質なので、駆動系がスムーズに動くことを重視してチェーンにはワックスタイプのコーティングを施しています。昨年はビッグプーリーなども試しましたが、変速性能を優先させて今年は純正に戻したりと試行錯誤を続けています。
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
辛いトレーニングも苦しい練習も全ては目標達成のためなので、72分切って絶対シルバーとります!!
あっきー / 70分切り!
短い時間でもその時間でできることをする
今回BIORACER DREAM TEAMには、なぜ応募していただけたのでしょうか?
昨年のBIORACER DREAM TEAMの皆さんの活躍を見て、大会に向けての姿勢や走りに感動したました。そして自分もいつか、あのDREAM TEAMのウェアを着て走りたいと思い、今回応募しました。
普段からBIORACERのウェアを着て練習やレースに励んでいますが、今大会はBIORACERさんのサポートを受け、万全の状態で昨年の悔しい思いを晴らせたら!と思います。
普段のトレーニング内容や私生活と仕事がある中で、ロードバイクとのライフバランスを教えてください。
平日は朝30分~1時間のインドアトレーニング、週末は実走でなるべく長時間乗るようにしています。 出来れば平日ももう少しトレーニング時間を伸ばしたいのですが、生活や仕事で難しいことも多く、その調整に苦労しています。
自分自身の環境を振り返り日々の練習は常に、「短い時間でもその時間でできることをする」を意識し同時に「継続すること」をメインにして、練習の成功率を上げています。 食事は食べ過ぎず、体重が増えすぎないように注意しています。今年は減量もしてみたいと思います。
「自分の好き」だけを集めて
第19回Mt.富士ヒルクライムに挑戦する愛車の紹介をお願いします!
車種:Cannondale SuperSix EVO Hi-MOD BLACK INC.
私はCannondaleのバイクにしか乗りたくない!というぐらい好きなので、ヒルクライムで行き着くのは軽量のこのモデルになると思います。ウェアは派手なものが好きなので、バイクはシックな黒に「金」のポイントを入れてシンプルにしています。
フレーム、ARise Performanceのホイール、eeブレーキなど「自分の好き」だけを集めてあります。実はフレームをはじめとしたパーツやバイクの組み上げまで、全て仲間の好意によって出来上がっています。それもあってますます大好きな、最高の相棒です。
最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
70分切りを目指します。
昨年75分にコンマ何秒届かなかったところから更に5分縮める。距離が長い富士ヒルとはいえ、ヒルクライムでは気の遠くなるような目標です。
でもそこを目指さないと届かない、が私の出した答えです。レース当日は過去最高最強の自分で臨めるよう、トレーニングを継続していきたいと思います。