BIORACER DREAM TEAM2023の第19回Mt.富士ヒルクライム、大会後のレポートインタビューです。
今大会も、DREAM TEAM総勢18名のメンバー全員が無事に出走を行うことが出来ました。
これは一重に応援してくださるご家族・ご友人並びに大会関係者の皆様、そして応援してくださる皆様の存在があったからこそだと確信しております。多大なるご支援を賜り、厚く感謝申し上げます。
それでは各メンバーのレース後レポート兼インタビューをお楽しみください。
目次
BIORACER DREAM TEAMレース後レポートVol.1
BIORACER DREAMTEAM レース後レポートVol.3
宮城 嗣秀 / プラチナ獲得
まだまだ挑戦できると信じて、チャレンジを続けたいと思います
——”プラチナリング”という高い目標をもって選抜クラスで参加されていましたね。
はい。今回選抜クラスで走らせて頂きましたが、結果的に目標は未達成でした。Mt.富士ヒルクライムでのプラチナ獲得は、私にとって自転車人生の最大の目標です。特にメンバーのにんにんさんとMAKUさんは、同じ目標を掲げていたため、一緒に練習したり情報を共有しながら取り組むことができました。
——残念ながら目標には届きませんでしたが、DREAM TEAMを通して感じたことなどもあるのではないでしょうか。
そうですね。目標達成はできませんでしたが、取り組んだ熱い思いや、ドリームチームメンバーとの出会いは、私の心にずっと残ります。まだまだ挑戦できると信じて、チャレンジを続けたいと思います。
のりすけ / 妻に褒められたい!以前の自分より速くゴールすること!
失っていた目標に向かって頑張る気持ちが再燃しました
——今大会の富士ヒルがきっかけとなり、実に数年ぶりのレース参加となりました。
まずは、レースに参加しようと思える機会を与えていただいた事に感謝させていただきたいです。意気込みの際にも記載させていただきましたが、レースに対して興味が薄いタイプなのでこの機会がなければ参加していなかったと思います。目標は明確ではなかったのですが、自分としては「1.楽しみながら実力を発揮し良い成績をだす。2.レース後に妻に褒められたい。」の2本立てでした。
——レースを終えて、DREAM TEAMを終えて、何か気持ちの変化などはありましたか?
目標に向けての練習は特別なにかした訳ではなく、以前から日々自転車を乗っているのでいつも通りの生活をしておりました。ただ、日々飲んでるアルコールを1週間ほど我慢しました。結果、自身としましては、満足いけるものではなく苦い思い出になってしまいましたが、自分に足りないものが明確になり、現状を知れてよかったです。また、一緒に練習してる仲間やSNSで繋がる方々が良い成績をだしたり、みんなの喜ぶ姿や富士ヒルにかける想いを垣間見ることが出来て、失っていた目標に向かって頑張る気持ちが再燃しました。
ISSEY / 70分切り!
一体感を持って取り組むことができました
——今大会、BIORACER DREAM TEAMに加入して、いかがでしたか?
富士ヒルやヒルクライムレースは自分との戦いの側面が大きく、トレーニングや減量といった苦痛を伴うものと向き合わなければなりません。今回BIORACER DREAM TEAMに入ることで、各々の目標に向かっての努力を共有することができ、一体感を持って取り組むことができました。他のみんなも頑張ってるのなら、自分も頑張ろうという気になり、大変刺激を貰うことが出来ました!
にんにん / プラチナリング獲得
全ての経験は一生忘れない思い出、人生の糧になると思います
——第3ウェーブからのプラチナリング挑戦という高い目標に向かって、日々厳しいトレーニングを続けていましたね。
今回「プラチナ獲得」の目標に向けて挑戦しました。それに対して結果は「61分49秒」残念ながら掲げた目標の達成には約2分届きませんでした。この結果に対して「もし、たら、れば」という部分は一切なく、全ての好条件が整った上で実力が現れたタイムだと納得しています。大会当日の良い天候、脚の調子、日々の練習の成果、減量、全て揃っても届かなかったプラチナは私にとってとても、とても高い壁でした。
——目標には届きませんでしたが、嬉しい”ご褒美”もあったようですね。今の率直な気持ちをお聞かせください。
終わった今となっては清々しい気持ちです。「全てやりきった結果を受け入れて、次回に向けてまた1から頑張ろう」と。そんな気持ちを持つことが出来ているのはきっと、自分と同じ様に目標に向かって努力を続けていたドリームチームの仲間が大会が終わってもまた前を向いて、次に向かって進み始めているからでしょう。そしてこれだけ頑張ってきたのを富士山はしっかり見ていてくれたのか、目標を逃した私に対して「年代別優勝」というご褒美をくれました。タイムを狙うために集団の中で人一倍動き、レースを作った私には、この上ない栄誉だと思います。遠慮なくこの結果を喜んで、誇っていきたいと思います。
——自身の一大イベントが終わった直後ですが、次の目標は決まっているのでしょうか。
はい。次回に向けての目標も既に定まりました。こちらはもしまたドリームチームに参加することが出来ても、そうでなくても皆さまの目に届くように決意表明をしたいと思います。少なくとも、今回の結果でプラチナ達成を諦めるという選択肢は私にはありません。
——最後に富士ヒルとDREAM TEAMを経て、どうでしたか?
富士ヒルに向けて目標をもって頑張ってきたドリームチームの仲間たち、富士ヒルに向かって一緒に頑張ってきた参加者の皆さま、「目標が叶った、そうでなかった」は関係なく、その過程で得た全ての経験は一生忘れない思い出、人生の糧になると思います。来年もまた富士ヒルでお会いできればと思います。第19回Mt.富士ヒルクライム、本当にお疲れ様でした!そして、ありがとう。
かえん / 72分シルバー!
自分にとって上を目指すきっかけになりました
——EXPOイベントでも仰っていたように、リベンジという形で挑んだ今大会はどうだったのでしょう。
今回私は72分切りの目標を掲げてBIORACER DREAM TEAMへ参加しました。結果的に念願の72分台のシルバーリングを獲得することができました。目標設定については、元々前回の参加時にシルバー(75分切り)を逃していたので、75分さえ切れれば去年の雪辱を果たしたことになるのですが、せっかくDREAM TEAMとして参加するのに当たってもっとストレッチな目標を設定しようと思っていました。
——DREAM TEAMへ加入することによって、モチベーションなどに変化はありましたか?
今大会のDREAM TEAM参加がより自分にとって上を目指すきっかけになりました。また他のメンバーの目標や取り組みをSNSなどで共有してもらうことで、より自分のモチベーションを高めることができました。
あっきー / 70分切り!
間違いなく最後の一押しになってくれました
——BIORACER DREAM TEAM加入の経験や想いを教えてください。
昨年の悔しい結果(コンマ何秒足りず75:00ちょうどのブロンズ)から、今年は大幅なタイム短縮(昨年マイナス5分の70分切り)を目標に掲げました。個人やチームでの練習を繰り返し、目標に到達できるかもしれない、というところまでは来れたと思います。それでもなお「絶対にできる」という感覚がなく、あとひと押しの何かが欲しい。と思っていたところで、最後に背中を押してもらおう!という気持ちで応募しました。改めて、選出ありがとうございました。
——BIORACER DREAM TEAMの仲間に支えられたことも多かったのではないでしょうか。
トレーニングがうまくいったり、うまくいかなかったり、富士ヒルまでの最後の1カ月は浮き沈みの激しいジェットコースターのような日々でした。そんな時でもDREAM TEAMのウェアを着る事で「自分はどうなりたいのか」を忘れずに、仲間と一緒に諦めずに走り続けることができたと思います。
——沢山の練習を重ねてきたように思います。レース本番、結果はいかがでしたか?
レースでは無事に目標の70分切りを達成することができました。レースでは同じグループで走ったDREAM TEAMのメンバー4人が、誰も脱落することなく最後まで走り切れたのは、皆で競い合ってここまでこれたからだと思います。いつも一緒に練習をしている仲間だけでなく、DREAM TEAMでご一緒した皆さんがそれぞれの目標に、色々な方法で向かっているのをみて新しい刺激もありました。(同じタイムを目指すDREAM TEAMのみんなに負けたくないという気持ちも笑)。DREAM TEAMのジャージを着て、本番まで自分の目標やトレーニングの成果を発信することで、それを常に意識できたと思います。間違いなく最後の一押しになってくれました。本当にありがとございました。