オーダーサイクルジャージ 最大手のBIORACER(ビオレーサー)メディアサイト

STORY

【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.5・2020年のオリンピックに向けて,全てはビオレーサーを選んでくれた方のため

2020年のオリンピックでは、いったい何か国がビオレーサーを選ぶのだろうか。

2019年1月、BIORACER(ビオレーサー)の本社事業開発担当マネージャー Quinton(クイントン)氏が来日しました。国内初・アスロニア(東京都渋谷区)に2月にオープンする【BIORACER スピードセンター】のプレスリリース、日本のユーザーとの交流、2020年のオリンピックを見据えた準備など、来日の多忙なスケジュールの中、世界のオーダーサイクルジャージの市場をけん引するビオレーサーの今を語ったロングインタビュー5回目です。

2020年のオリンピックに向けて

レース当日まで選手をサポート

Q 2020年のオリンピックまであと1年半となりました。ビオレーサーはもう何か始めていますか?

既に2020年東京オリンピック・パラリンピックの気温、気圧、コース、ありとあらゆる条件を把握したうえで、エアロスーツなどの開発を進めています。ビオレーサーのエアロスーツは、現時点においても競合他社の製品よりも優れているという自信があるのですが、これから作り出すエアロスーツは、現在のものに比べてもさらに優れたものになることは間違いありません。東京では前回のリオオリンピックよりも多くのメダルがビオレーサーとともに生まれると確信しています。

大会に派遣されるチーム。持ち込まれる設備も桁違いだ。

Q ビオレーサーは、世界選手権やオリンピックには、現地で選手たちのウェアの微調整をおこなうチームを派遣していますね? 東京にも派遣されるのでしょうか?

もちろんです。世界選手権やオリンピックには、毎回必ず15~20人のテクニカルスタッフを派遣しています。現地でぎりぎりまでエアロスーツなどの調整をすることがとても重要だからです。なぜなら、大会当日ぎりぎりまで選手たちは身体を追い込むため、本番では採寸した時よりも身体が絞られていたり、逆に筋肉が付くなど、何かしら身体に変化が起こっていることが多いからです。

レース当日の朝まで、勝利にこだわる選手のためにできる限りのことをしたい。だから、ミシン、生地、糸などを持ち込んで極秘裏にサイクルジャージを微調整しています。最高のサービスをほどこされた、速く走れるウェアを身に着けている。選手にとって、それがメンタル面で大きな支えになります。リオオリンピック同様、東京にもチームを派遣するために、もう今の段階から着々と準備を進めていますよ。

専属のスタッフが、選手の要望にぎりぎりまで応える。

全てはビオレーサーを選んでくれた方のために

Q 来日中にビオレーサーユーザーと交流はありましたか?

シクロクロスの会場でも、沢山のビオレーサーユーザーを見かけました。前回の来日は4年前でしたが、この4年でビオレーサーユーザーがこんなにも増えたのか!と、とても嬉しかったです。シクロクロスは泥にまみれたり雨が降ったり過酷な競技。日本の沢山のサイクリストが、私達の製品の価値をしっかりと理解して、シクロクロスを楽しんでいる姿を見ることができたのは本当に嬉しかったね。

愛知牧場でお会いしたビオレーサーユーザーの皆さま。ご協力ありがとうございました。

また、日本に再び来て改めて感じたのですが、日本のサイクリストが自転車に対して強い情熱を持って楽しんで取り組んでいることには本当に驚かされます。自転車に対する知識も豊富で、最新の技術だけでなく自転車の歴史にも興味を持って自転車というスポーツを楽しんでいると感じます。日本に住んでいる皆さんは、日本の自転車社会がどれほど素晴らしいか実感されているでしょうか?ベルギーでは自転車が国技のようなものだけれど、日本で自転車を楽しんでいる人たちの中には、ベルギーの人たちよりもクレイジー(!!)な人が多いと感じます。SNSでは私も日本のサイクリストの友達がたくさんいますが、みんな知識が豊富で、それぞれがロードやシクロクロスなどの競技を楽しんでいる姿を見ることができてとても楽しいです。

Q インディビジュアルスーツにゼッケンポケットが付きました。細かな仕様に対応することで選手も喜んでくれているのでは?

選手たちから要望があり、【インディビジュアルスーツ】にはオプションでゼッケンポケットが3種類から選べるようになりました。その他にも、(ヨーロッパでは左利きの方が多いので)左利きのライダーのために特別仕様のポケットを付ける対応もしています。補給食のサイズが小さいとポケットが深すぎてジェルに届かない、という声があれば、ポケットの高さも臨機応変に対応します。

ウェアの内側からゼッケンを入れる仕様。各競技の規定に沿った中で選手の要望に応えるものを作り出す。

ビオレーサーの技術はユーロバイクでも高く評価されています。女性用のビブショーツの背面にファスナーを付けて、ビブショーツを脱がずにトイレに行けるような仕様も作りました。ビオレーサーは速さのことだけを考えている訳ではありません。長時間走る人のために快適なウェアは何か、ということも常に考えています。一つ一つは本当に些細なことですが、それが大きな違いを生むことを知っているからです。2019年からはトライショーツにポケットが標準仕様になります。トライトップだけでは収納できなかった補給食の携帯が便利になります。

快適に走るためにできることは無いか?を常に考えている。

Q 今回、トライショーツのパターンも変わりました。変更したのにはもちろん意味がありますね?

ウェアに関しては、肌の露出が少ないほど速さに貢献するのが事実です。それをふまえたうえで、パフォーマンスを極限まで引き出すギリギリの形状を導き出しました。ビオレーサーのスタッフにはUCIのテクニカルアドバイザーを務めるスタッフがいますので、規定の変更があった際には随時対応して製品にも修正を加えます。

2019年リニューアルされたトライショーツ。

Q 日本で交流がある選手はいますか?

今回、レース会場で前田公平選手に再会することができました。前田選手は、以前ビオレーサーがサポートしていたことがあり交流がありましたが、再会した彼は今シーズンのシクロクロスの日本チャンピオンになっていました。4年前よりもチャンピオンとしての自信に満ちたオーラを感じて、彼の成長を目にすることができたのが嬉しかったね。そういった選手を以前サポートしていたことをとても誇りに思いますし、今後はぜひ世界に挑戦してもらいたい、とも思います。

シクロクロスの全日本チャンピオン前田公平選手と久々の再会に笑顔。

また、日本の総代理店であるクランノートが、ビオレーサーの理念をよく理解してくれていることにも感謝しています。本国同様、無償でサポートする手法をとることなく、ビオレーサーの真の価値を日本の皆さんに伝えてくれていることは、とても素晴らしいことです。加えて、海外にチャレンジする選手を積極的にサポートする活動を続けていることも、ビオレーサーの代理店としてとても誇りに思っています。ぜひ今後も継続して、気概のあるガッツにあふれた選手たちを、どんどん海外に送り出してほしいです。

Vol.6に続く>>

これまでの連載はこちらからご覧ください>>
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.1
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.2
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.3
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.4


ニュースレターに登録してカラーズの最新情報と特典を手に入れよう。
・限定商品やキャンペーン等、ニュースレター会員限定のおトクな情報をお届けします
・ニューモデルの商品情報や販売開始時期
・イベント出展予定や販売店様でのセール情報
公式オンラインショップ/CaLORS Webショップで使える期間限定クーポン(不定期)
・先行予約販売商品なども随時ご案内させていただきます
ご登録いただくメールアドレスをご入力後に【登録】ボタンをクリックしてください。


配信は不定期になります。配信形式はHTMLならびにテキスト形式になります。

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
PAGE TOP