【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.4・価格の違いは価値である,BIORACERスピードセンター

BIORACER, BIORACER オーダージャージ, STORY

2019年1月、BIORACER(ビオレーサー)の本社事業開発担当マネージャー Quinton(クイントン)氏が来日しました。国内初・アスロニア(東京都渋谷区)に2月にオープンする【BIORACER スピードセンター】のプレスリリース、日本のユーザーとの交流、2020年のオリンピックを見据えた準備など、来日の多忙なスケジュールの中、世界のオーダーサイクルジャージの市場をけん引するビオレーサーの今を語ったロングインタビュー4回目です。

価格の違いは価値である

PRICE(価格)とVALUE(価値)

もちろん、サイクルジャージの中にも、企業努力を重ねた末に安価に提供されている良いものはあります。安さを求めることは決して悪い事ではありませんし、価格を求める価値観もビオレーサーは尊重しています。

ただし、生産者としてのビオレーサーの立場で残念に思えて仕方ないのは、ビオレーサーがその製品に何を施したのかを理解されることなく真似て作られた、品質の伴わない安価なサイクルジャージを購入するサイクリストが多いことです。安価に購入できれば一時には節約ができるかもしれません。しかし、それが真の意味で節約といえるのか?と考えてほしいのです。
購入した時にちょっと触った程度では、生地も同じものと感じたかもしれません。しかし、5~6回洗った時点で皆さん気が付くでしょう。色が褪せてしまった。縫製が緩んできてしまった。着心地がさほど快適ではなかった、すぐにヘタって新しいウェアを買い足さなければいけなくなった…など、経験したことはないでしょうか?それが、VALUE(価値)とPRICE(価格)の違いです。製品のコンセプトをきちんと伝えることで、『価格の違いは価値である』ことを理解していただきたい。

美しく整った工場の様子。右手のテーブルに見える下半身トルソーでビブショーツにパッドを1点ずつ手作業で付けていく。

これまでにビオレーサーのウェアで世界選手権やオリンピックでメダルを獲得した選手は700人以上います。その事実が、ビオレーサーの価値を証明してくれています。そして、メダリストのウェアに使われた技術は、全てビオレーサーの製品に活かされています。

ビオレーサーのウェアは少し価格が高いと感じるかもしれません。開発にはどうしてもコストがかかります。結果として、そのコストが開発を施した証として商品の価格に反映されるためです。しかし、その価格の違いこそが価値と言えます。そういった意味で、サイクルジャージの本質をご理解いただける方にこそ、ぜひビオレーサーを身に着けてもらいたいのです。

実は、近年のヨーロッパでも安価なウェアに流れていった方たちが沢山いましたが、再びビオレーサーのサイクルジャージの真の価値に気づき、改めて購入をされる方が増えています。ビオレーサーはサイクルジャージ市場では最先端・最新の技術を誇る企業です。他社が私達の製品を真似るのはそれが理由であり、私達が正しい方向で開発を進めていると解釈することにしています。

2019年1月12日に行われたプレスリリースの様子。【ビオレーサーエアロ】は画面で一目で効果が確認できるのが特徴。

日本初の【BIORACER スピードセンター】、【ビオレーサーエアロ】が画期的な点

走りのパフォーマンスに特化したサービスを提供

Q 今回の来日は、日本での新しいサービスのお披露目のためですね?

今回は、アスロニアにオープンする【BIORACER スピードセンター】のプレスリリースのために来日しました。今回、日本の中心である東京という場所に【BIORACER スピードセンター】ができたことにとても大きな意味があります。スピードセンターは、ライダーにあらゆる可能性を提供できる場だと考えています。ビオレーサーにとって最も大切なのはライダー。より快適により速く走るために、パフォーマンスにフォーカスした提案ができるのが【BIORACER スピードセンター】です。

皆さんも一度【BIORACER AERO/ビオレーサーエアロ】(仮想風洞実験システム)を体験いただければ、些細な違いの積み重ねが走りに大きな結果をもたらすことを実感するでしょう。自転車、ホイール、タイヤ、ウェアではなく、ライダー自身が何よりも重要だということを。そして、日本で最もアクセスの多い東京に【BIORACERスピードセンター】があることで、自らを高めたいと願う日本中の皆さんがこの場所を頼り、集い、拠り所になるはずだと確信しています。

最先端のポジショニングを説明するクイントン氏。

ポジションこそが全て。ポジションこそが最も重要

Q 【ビオレーサーエアロ】は現在何か国に提供されていますか?

(2019年1月時点で)24か国でBIORACERエアロが提供されています。BIORACERエアロはとても判りやすいサービスだと思います。全ての装備を身に着け自転車に乗ることで、画面上で結果を一目で知ることができます。ライダーにとって一番重要なのは、良いポジションを保ち続けること。どれくらい上体が起き上ったらどれだけワット数をロスするのか、体験してみたらきっと愕然とすることでしょう。一度それが判れば、速さや価値にこだわるライダーならば、走ることに対する考えが必ず変わるはずです。

自転車に乗っている時の抵抗力の87%はライダーに起因します。最新のエアロ形状の自転車に誤ったポジションで乗っているとしたら、これほどもったいないことはありません。正しいポジションをとってさえいれば、もっと重量のある自転車のほうがよっぽど速く走れます。

時速何キロというスピードを競う競技では、ポジションは何よりも重要です。MTBやシクロクロスは、エアロ効果が勝利のカギでない競技であるのに対し、ロードレースはエアロ効果にかかわるほんのわずかなポジションの違いが、勝敗を分けます。ポジションこそが全て。ポジションこそが最も重要です。

風洞実験をバーチャルに体験できる前面投影による測定。

一番重要なのはライダー自身

Qアスロニアでのプレスリリースの感想を聞かせてください。

お世辞抜きに素晴らしかった。特に、サービスの紹介が終わった後、各プレス関係者から質問が相次ぎとても良い反応だったと思います。短時間で【BIORACERエアロ】のサービスを把握したうえで、すぐに技術的な質問が飛び交っていました。それは、一瞬で【BIORACERエアロ】でできる事を理解して、新たな可能性やチャレンジに気が付いてくれたということ。「ヘルメットはポジションに影響するのか?」「腕のポジションによってどれくらい違いがあるのか?」など、様々な質問が飛び交っていました。
最もエアロ効果が得られるポジションが、ライダーにとって良いポジションです。これから【BIORACERエアロ】のサービスを受けるライダーたちも同様に、一度使うだけで直ぐにその使いやすさ、分りやすさを実感できるだろうと確信しました。

タイムトライアル専用のインディビジュアルスーツ。オプションでゼッケンポケットの付属も可能。

INDIVIDUAL SUIT(インディビジュアルスーツ)は現状提供できる最高のエアロスーツ

Q ビオレーサーエアロとともにサービスが開始されたインディビジュアルスーツについて教えてください。

【インディビジュアルスーツ】は、ビオレーサーがこれまでに生み出した製品の中でも最高傑作といえます。最高の定義は様々ありますが、現状では最もテクノロジーが優れた製品だと自負しています。日本でも、アスロニア代表の白戸さん、トラック競技の梶原悠未選手などにこの数年【インディビジュアルスーツ】を愛用いただいていて、ベストの選択肢との評価をもらっていると聞いています。

【インディビジュアルスーツ】の基本は、採寸したライダーの身体にのみフィットするパターンが最重要。そのうえで、身体に完璧にフィットするスーツを作るために、競技が行われる条件、気温、湿度、風の条件、などにより、最適な素材を組み合わせて作り上げることが可能です。そして、自分に最適な機能を備えたウェアに、ライダーが望むグラフィック(デザイン)を施して提供されています。ライダーのモチベーションにもつながるグラフィック(デザイン)はとても重要な要素と考えています。

アスロニア代表の白戸さんのインディビジュアルスーツ。デザインの自由度が高いのも魅力だ。

また、【インディビジュアルスーツ】は必ず初回2点製作すると決められています。1つはトレーニング用、1つは実戦用です。現状とても高価な製品ではありますが、車に例えるなら、ランボルギーニやポルシェ、フェラーリといったところでしょうか。【インディビジュアルスーツ】は現状提供できる最高のエアロスーツ。一度体験してもらえればその価値を必ず理解いただけるはずです。そして、一度上質なものを知ってしまったら、きっとこれまでのウェアでは満足できなくなることでしょう。

トライアスロンには、3つのパートがあり、特にスイムでのエアロ効果は、陸上よりも重要だと言われています。また、アイアンマンともなれば、ウェアを10時間以上も身に着けていることになるため、長時間ストレスを感じさせず快適にするために、身体に完璧にフィットさせる必要があります。完璧にフィットしていないウェアでは、レースが始まって数時間で問題が起きパフォーマンスに影響してしまいます。そういう意味でも、トライアスロンに特化したアスロニアで【インディビジュアルスーツ】を提供できることは大きな意味を持ちます。近年のトライアスロンでは半袖の仕様が選ばれることが多いですが、トライアスロン専用の【インディビジュアルスーツ】も半袖の仕様です。バイクパートでのエアロ効果を狙っていることはもちろん、長時間紫外線にさらされる選手たちを守り、パフォーマンスを低下させないためのベストな選択肢です。

Vol.5に続く>>

これまでの連載はこちらからご覧ください>>
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.1
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.2
【Bioracerオーダーサイクルジャージ】ロングインタビューVol.3


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