4年連続で特別協賛させて頂く第20回Mt.富士ヒルクライム。
第20回大会もBIORACERがメインスポンサーとして、夢に向かって頑張るサイクリストを応援する『Mt.富士ヒルクライム・BIORACER選抜「DREAMTEAM」』を結成しました。
今回はDREAM TEAMメンバーのインタビュー記事を掲載いたします。DREAM TEAMへの応募動機や富士ヒルへの意気込みをそれぞれのメンバーに伺いました。個性あふれるメンバーの熱い想いが語られています。ぜひチェックしてみてください。
※メンバー氏名敬称略
目次
なすぴー/72分!去年の自分を超える!
まだまだ成長できると信じています
——こんにちは、なすぴーさん。まず最初に、BIORACER DREAMTEAMへの応募理由について教えていただけますか?
なすぴー: もちろんです。応募した理由は二つありますね。一つ目は、昨年までのDREAM TEAMの活動を見て、みなさんの頑張りに触発されたことです。自分もその一員になりたいと思ったんです。そしてもう一つは、素晴らしいメンバーと一緒に切磋琢磨したいと思ったことですね。SNSで見かけるみなさんがお互いを高めあっている様子を見て、あんなチームの一員になれたらいいなと思って応募しました。
——昨年のDREAM TEAMの活動を見て頂けていたのですね。嬉しいです。次に、普段のトレーニングや私生活とのバランスについてお聞きしたいのですが、ロードバイクと私生活のバランスはどのように保っていますか?
なすぴー: 仕事がある中でのトレーニングはなかなか大変ですが、同じ時間帯に終わらせるように心がけています。プライベートの時間は限られていますが、自転車が大好きなので妻とはきちんと話し合い、家事や時間の使い方を工夫しています。彼女が理解してくれていることには本当に感謝しています。
——やはりご家族の理解と協力無くして成り立ちませんよね。なすぴーさんの工夫がうかがえます。続いて、トレーニングの内容や食事について少し詳しくお伺いしたいのですが、具体的な取り組みや工夫はありますか?
なすぴー: トレーニングは大会までの期間を三つの段階に分け、それぞれの期間ごとに曜日毎のメニューをこなしています。昨年までは練習を詰めすぎてしまい、5月ごろに調子を落としてしまった経験があるので、今年はその点に気をつけています。食事については、本番に向けて減量するために間食を減らし、脂質の少ないメニューを心がけています。これだけで月に1キロずつ体重が減るんですよ。
——昨年の反省を活かしながら、綿密な計画がなされているんですね。最後に、今年の富士ヒルクライムに向けた目標や意気込みを聞かせてください。
なすぴー: 今年の目標は昨年の73分を3分更新し、70分を切ることです!これで4回目の富士ヒルですが、毎年少しずつタイムを縮めてきました。アラフォーという年齢を超えてもまだまだ成長できると信じていますし、自分を超えるために頑張りたいですね!
X:@nasupi_garage
instagram:@nasupi_garage
youtube:なすぴーの自転車小屋
大賀 道博/ベストを尽くす!とにかく楽しむ!
できることは全てやる
——こんにちは、大賀さん。まず最初に、BIORACER DREAMTEAMへの応募理由について教えていただけますか?
大賀 : こんにちは。そうですね、私は昨年の富士ヒルのレース中に、第3ウェーブでにんにんさんとお話しながら走らせていただき、それがとても楽しかったんです。その後にんにんさんのYoutubeでドリームチームの存在を知りました。とにかく楽しそう、刺激をもらえそう、ジャージがかっこいい、にんにんさんとまたお話したい、という理由から応募させていただきました。
——あの強度で会話しながら走る映像は中々驚きました。素晴らしい動機ですね。次に、普段のトレーニングや私生活とのバランスについてお聞きしたいのですが、ロードバイクと私生活のバランスをどのように保っていますか?
大賀: そうですね。私はトレーニングも仕事も人生を楽しむためにやっています。特にトレーニングは人生を豊かにする為の最高の”暇つぶし”だと思っています。なので、嫌になったら休みますし、もっと嫌になったら別の事を探すし。そういうスタンスで向き合ってます。ただし、やるからには絶対に自分が納得のいくところまでやります。その方が絶対に楽しいから。練習内容はとにかく効果があると思うものをどんどん取り入れていくんです。その過程がとても楽しいんですよね。トレーニングをしっかり積むために心がけているのは、ストレスをためない生活です。幸いなことにあまりストレスをためないというかストレスを感じない生活の送り方をしているので、ハードなトレーニングをしてもしっかりと回復することができます。食生活で気にしているのは、好き嫌いなくたっぷりと食べること。お酒もほぼ毎晩飲みます。ダイエットはしません。トレーニングをしていたら勝手に減っていくので、トレーニングの前後はしっかり食べるように心がけています。
——確かに、トレーニングを楽しむことが大切ですね。最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
大賀: 今年の富士ヒルに向けての目標は2つあります。1つは、しっかりとトレーニングを積むこと。昨年も練習仲間と富士ヒルに向けてたっぷりと積み上げました。今年もできることは全てやってから、富士山に向かいたいと思っています。もう1つは富士ヒル、自転車レース、そして自転車そのものに興味を持ってもらうということ。自分がたっぷり楽しむ姿をSNS(主にX ※旧Twitter)で発信していくことで、いろんな方に興味を持ってもらえたらうれしく思います。
X:@oogadesuyoo
Facebook:大賀道博
リョウ/ゴールドリング獲得!
最後まで諦めずに突き進む
——こんにちは、リョウさん。まず最初に、BIORACER DREAMTEAMへの応募理由について教えていただけますか?
リョウ :はい、もちろんです。富士ヒルのゴールドリング獲得に向けて、トレーニングを積み重ねていくにあたり、一人では限界を感じていました。メンタルの弱い私には後押しをしてくれる、もしくはプレッシャーを与えてくれる存在が必要だと考え、ドリームチームに応募しました。自分の目標を宣言することで逃げられない環境に身を置きつつ、チームの一員としてメンバーとお互いを支え合いながら前に進んでいきたいと思います。
——確かに、チームのサポートや存在は大きな力になりますね。次に、普段のトレーニング内容や私生活とのバランスについて教えてください。
リョウ :子供たちも大きくなったので、夕飯を作って一緒に食べた後は、ほぼ自由です。平日はZwiftでトレーニングを行っていて、疲労の度合いを見ながらメニューを決めています。土日は実走で、地元栃木の山々を自由気ままに走っています。Zwiftのメニューがきついので、実走はトレーニングというよりも「自転車を楽しむ」ライドという感じにしています。この他、ランニングや筋トレにも取り組んでいます。
ラグビーをやっていたので、体重のコントロール、減量には気を使っています。毎朝4~5キロのウォーキングを行い、食事もPFCバランスを考え、良質な脂質やGI値の低い食材を摂るなど工夫しています。減量しつつ、脚力を向上させていかなければゴールドリング獲得は難しいので、毎日が試行錯誤です。
——日々の努力が目に浮かびますね。最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
リョウ :ゴールドリング獲得です。この領域は努力だけではたどり着けないと思っています。そこに到達できる力が自分にあるのかは分かりませんが、日々の積み重ねを大切にし、最後まで諦めずに突き進んでいこうと思います。
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instagram:@ryok1206
たっくみん/ゴールド!
仲間達と共にゴールで笑いたい
——こんにちは、たっくみんさん。それでは、BIORACER DREAMTEAMへの応募理由について教えていただけますか?
たっくみん: 2023年にゴールドを逃した時に、2024年は更に強くなるためにDREAM TEAMに参加して色んな人と走ろうと思って応募しました。
——なるほど、前回の経験から更なる成長を目指すということですね。次に、普段のトレーニング内容や私生活とのバランスについて教えてください。
たっくみん:基本は実走メインです。自転車で速くなるために職場を通勤距離片道5kmの所から片道21kmの場所に変更しました。仕事を2つとYouTube活動をしているので、時間がない時は固定ローラーにてSST、LT走、インターバルトレーニングを織り交ぜて練習しています。普段は食事制限をしていませんが、富士ヒルの3か月前くらいから減量を始めます!
——多忙な中でも効率的なトレーニングをこなすための工夫が光りますね。最後に、ずばり今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
たっくみん:2021年1時間56分、2022年1時間11分、2023年1時間5分22秒… 去年はあと22秒に泣きました。たかが22秒… されど22秒。僕は2023年の走りを忘れません。“2024年は絶対にゴールドを獲る!”と心に誓いました。そして、富士ヒルで仲間達(富士ヒルに出走される方達)と共にゴールで笑い合いたいと思ってます!
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はるか/障害に打ち勝ち、自己ベスト82分を超える!(あわよくば80分切り)
障害に打ち勝ちたい
——はるかさん、こんにちは。まず、なぜBIORACER DREAMTEAMに応募されたのか教えていただけますか?
はるか: はい、もちろんです。自分にとって富士ヒルは、1年間の自転車での頑張りの集大成でしたが、去年は動脈障害により、富士ヒルを含む多くのイベントやレースを諦めざるを得ませんでした。去年の雪辱を全力で今年の富士ヒルにぶつけたいと思っていた矢先、DREAM TEAM PROJECTというものを知りました。目標に向かって努力する仲間と切磋琢磨できる環境に身を置ける良い機会と思い、応募させていただきました。
—— 去年の経験を乗り越えるための新たなチャレンジですね。次に、普段のトレーニング内容や生活とのバランスを教えてください。
はるか: 月~金はローラーでZ2やテンポ走をメインに行っています。土日は仲間と100㎞~150kmほどの、峠を中心とした中〜高強度ライドを行っています。筋トレも週に1〜2回行っています。以前は無理をしていたのですが、障害を経験した今はレスト日やレスト週を意識するようにしています。食べることが原動力なので、好きな物を食べつつも、カロリー収支を毎日チェックしています。
——効果的なトレーニングと休息、カロリーバランスなどバランスよく取り入れているのですね。最後に、今年の富士ヒルクライムの目標と意気込みを教えてください。
はるか: 目標は過去の自分を超えることです。タイムで言えば、82分切り(できれば80分切り)が目標です。走れなくて苦しい思いをした過去を払拭し、この障害に打ち勝ちたいと思います。また、同じような障害で苦しんでいる方の希望となれるよう、頑張ります。
X:@dero92haru
note:はるか
松田 広無/プラチナ達成!
プラチナを達成すること
——松田さん、こんにちは。DREAMTEAMへの応募の理由を教えていただけますか?
松田: こんにちは。新しい挑戦をしたいと感じていたことと、家族からの応援がありました。僕はこれまで勇気を出して一歩踏み出す事で成長してきました。まだ初めて間もない頃はグループライドをしたいと思って社会人サークルに行ってみたり、練習会に顔を出してみたりする事で、ステージが徐々に上がっていきました。 今回もそのキッカケに出来たらと思っています。
——なるほど、挑戦と成長の続きですね。普段のトレーニングはどのように行っていますか?
松田: 週に5回を目安にトレーニングを行っています。特にポイント練習は週に2回で、実走でSST40分程度を行います。また、ロングライドや峠を複数こなす日もありますが、その翌日はしっかりとレストを取ります。食事はオートミールやデーツ、ヨーグルトを中心に摂りつつ、夜は自由に食べています。
——着実なトレーニングですね。最後に、今年の富士ヒルクライムに対する目標や意気込みをお聞かせください。
松田: 今年の富士ヒルの目標はプラチナ達成です。主催者選抜クラスでの参加なので、エキスパート上位陣に挑戦し、プラチナを目指したいと思っています。最大の目標は、最後まで戦い抜き、プラチナを達成することです。