全日本学生ロードレース・カップシリーズの千秋楽として都心の一等地で開催された第17回明治神宮外苑大学クリテリウム。BIORACERがサポートする各大学自転車競技部の方々も参戦し、会場の熱気は最高潮。今回はBIORACERがサポートさせて頂いている競技部の皆様にインタビューをさせて頂きました。
連覇そして個人優勝
慶応大学自転車競技部の 主将 佐藤 岳 さん(法政3・山形南)と西村 行生さん (経3・慶應)、副主将 山田 壮太郎 さん(法政2・青山)は、熱い視線で向かい合っていた。彼らは今回のインタビューに向けて、自転車競技にかける熱い思いを語ってくれた。
明治神宮外苑クリテリウムへの意気込みはいかがですか?
「やはり連覇したい。一番いいのは個人優勝してチームも連覇。チームの調子は悪くない。合宿で脚も合わせている」と、佐藤さんは意気込みを語る。
山田さんも、それに負けじと続けた。「1週間前まで館山で合宿をしていました。そこでチームワークや強度を上げて脚的には先輩2人がかなり仕上がってきている。逃げにも乗れる脚質の二人なので期待しています。」
彼らの目には、連覇への強い意志が宿っていた。しかし、そんな熱い思いとは裏腹に、彼らは臨機応変な柔軟性も持ち合わせていた。
「正直エースというものは用意していません。その時の状況で適切な動きをして個人優勝且つ団体優勝が出来ればベストですね。」と、山田さんは言葉を続ける。
「ただ、ある程度の作戦は事前に話し合って決めている。山田君が一番スプリントがあるからスプリントなら山田君。逃げやチェックなどの動きは臨機応変に、僕と西村君で行えれば。」
彼らは、チーム全体の勝利を優先し、そのためには自らの役割を柔軟に変化させることも厭わないという姿勢を持っていた。
さらに、神宮外苑クリテリウムというコースの特性に対する問いにも、彼らは自信を持って答えた。
「不得意ではない。昨年の実績から相性としては良さは感じています。」と、佐藤さんは笑みを浮かべて答えた。
違和感なく全力で競技に集中できる
競技用ウェアに特化した”勝つためのウェア”を標榜するBIORACERについて、各メンバーに質問を投げかけた。
「そもそも慶応大学自転車競技部にとって、ウェアを変えたことが本当に大きな出来事でした」と語る佐藤さんは、デザインの変更によりジャージを着るだけで気分が一新されたと話す。「デザインに漢字を取り入れたり、そういうことで注目を集めて本当に大きい事。」一方、山田さんは「フィット感が良くて体がしっかりと安定している感じを得られます。競技用として特化していることが感じれられます。」と、競技向けのウェアに特に高い評価を与え、フィット感による安定感に注目した。
またBIORACERが自社で開発しているパッドについても尋ねた。
山田さんは「パッドに対して特に意識を向けることがなくなった。違和感があれば意識してしまうわけで、それが全くない。BIORACERのパッドはトレーニングや競技に集中できることが大きなメリットですね」と答えた。
風洞実験施設を持ち、ウェアの開発のみではなくパッド自体も自社開発をする数少ないウェアブランドのBIORACER。BIORACERの競技用ウェアは、慶応大学自転車競技部の伝統を守り尊重しながらも、現代的にデザインを変更し、競技部に新たな風をもたらした。さらにフィット感が優れたパッドによって競技者たちはより集中力を発揮できることが分かる。
BIORACERの製品は、高い品質と快適性によって、競技者たちの競技生活をサポートしていることが伺える。
王者はさらに磨きをかけて
第17回明治神宮外苑大学クリテリウムでは惜しくも大学対抗連覇を逃すものの、見事に西村 行生さん (経3・慶應)が個人優勝を飾りました。本当におめでとうございます。
昨今の技術開発の進歩に伴い、マージナルゲインの大きさを痛感する競技者は多くなっていることと思います。我々はINEOS Grenadiersからのフィードバックや唯一無二の開発施設を使用しこれからも、勝つためのサイクルウェアを作り続けます。
そして、これからもBIORACER JAPANは競技に取り組む学生様を全力でサポートさせて頂きます。