4年連続で特別協賛をする第20回Mt.富士ヒルクライム。
第20回大会もBIORACERがメインスポンサーとして、夢に向かって頑張るサイクリストを応援する『Mt.富士ヒルクライム・BIORACER選抜「DREAMTEAM」』を結成した。
今回はDREAM TEAMメンバーの愛車を3編に渡り紹介する。それぞれが目指す目標とアッセンブルされたバイク、機材をチェックしていこう。
※メンバー氏名敬称略
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目次
なすぴー/72分!去年の自分を超える!
BMC SLR01(2017)
——こんにちは、なすぴーさん。早速ですが愛車の紹介をお願いします。
なすぴー: もちろんです。私の愛車はBMCのSLR01というモデルです。BMCはあまり乗っている人を見かけることは多くないですが、根強い人気のあるバイクブランドです。あまり人と被らないという点もそうですが、このSLR01は乗り心地も含めてとても気に入っています。
——当時のBMCレーシングもとても格好良かったですよね。このホイールはカンパニョーロですか?
なすぴー: はい。このカーボンホイールは「BORA WTO 33」ですね。重量は公式発表だと1395gと軽量で、山岳や平地どちらも活躍できるオールラウンドなホイールです。このホイールとSLR01の相性がとても気に入っていて、硬いのに跳ねるように進んでくれます。
——良いパーツチョイスをしていますね。パイオニアのパワーメーターカバーにBMCロゴをアレンジしているのも拘りが見えますね。他にヒルクライム用に何か特別注力している機材などはありますか?
なすぴー: パーツアッセンブルは全体的なバランスを見ていて、毎年少しずつカーボンパーツへ置き換えて50gずつくらいの軽量化をしています。現在約7.1kg程度で、十分軽量に仕上げることが出来ています。本番はボトルケージも外して数十g軽くしようと考えていますね。私のようなシルバーくらいのタイムだと水ナシでいけますが、体質によることとトライを重ねて判断しているので、万人にはおすすめしませんね。
——この装備はなすぴーさん自身の体質やトレーニングに基づいたものですよね。詳しいお話ありがとうございました。本番まで頑張りましょう。
なすぴー: はい。昨年の自分を超えるために、今年はこのBMC SLR01と共に挑戦しようと思います!
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大賀 道博/ベストを尽くす!とにかく楽しむ!
TCR Advanced pro(2017)
——こんにちは、大賀さん。早速ですが愛車の紹介をお願いします。
大賀 : こんにちは。もちろんです。私の愛車はGIANTのTCR Advanced pro(2017)です。このバイクはもう8年目になる長い付き合いですが、まだまだ十分第一線で使えます。GIANTは本当に良いモノ作りをしていますよね。
——最近のGIANTもとても勢いがありますが、やはり昔からファンが多いですよね。長い付き合いということはそれだけバイクとの相性もいいんですね。その他のパーツなどはどうでしょうか。
大賀: TCRはしっかり踏めばしっかり進むフレームだと思います。本当に自分との相性が良くて乗っていて楽しいですよ。他のパーツに関しては、特別軽量なパーツを使っていない、というのも逆にこだわりだと思っています。信頼できるパーツを基準に選んでいて、きっ
——本番に向けてイレギュラーを無くすということも含め良いですよね。その他に拘っている部分をお聞かせください。
大賀: はい。私の拘りは、気になるところがあればすぐに信頼しているプロメカニックにメンテナンスしてもらうことですね。恵まれていることに、昔から信頼しているメカニックがいるので、タイヤ、ブレーキシュー等の簡単な事以外はほぼ全てお任せしています。富士ヒル本番前ももちろん見てもらう予定です。
——大賀さん、ありがとうございました。本番では頼れる相棒とメカニックさんの支えでベストを出せることを願っています。
大賀: こちらこそありがとうございます。富士ヒルは全力で楽しもうと思います!
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リョウ/ゴールドリング獲得!
LAPIERRE XELIUS
——こんにちは、リョウさん。早速ですが本番で使用する愛車のお話をお伺いします。
リョウ :はい、もちろんです。私が本番で使用する予定の愛車は、LAPIERRE XELIUSです。ゼリウスはこの独特の形状がとても気に入っています。他にもTIME SCYLONを所有しているのですが、富士ヒル本番では今のところゼリウスを予定しています。
——エアロよりもどちらかと言えば軽量オールラウンダーのゼリウスで本番を迎える予定なんですね。興味深いです。
リョウ :そうですね。と言っても富士ヒルはエアロが重要という話も聞きますので、現在はホイールはレーシングゼロを使っていますが、富士ヒルに向けてリムハイトの高いホイールに入れ替える予定です。軽量性とエアロ、どちらもバランスよく取り入れて挑もうと考えています。
——それは楽しみですね。他にもカスタムもされていると伺いましたが、具体的にはどのようなものが気に入っていますか?
リョウ :車体の色に合わせたバロックギアは気に入っています。あとは存在感のあるビッグプーリーといったカスタムも気に入っていますね。
——リョウさん、ありがとうございました。本番は頑張りましょう!
リョウ :はい。高い目標ですが、ゼリウスでゴールドを取って見せます!
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たっくみん/ゴールド!
BIANCHI OLTRE XR 4
——たっくみーさん、今日は愛車についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
たっくみん: こちらこそよろしくお願いします。私が富士ヒルに向けて乗るバイクはBIANCHI OLTRE XR 4です。
——BIANCHIで長い間フラッグシップモデルとして人気を博していたモデルですね。たしか、ロードバイクを始めた時から憧れていたとおっしゃっていましたね。そのきっかけとなった理由を教えていただけますか?
たっくみん:はい、もちろんです。このバイクは私自身の憧れでもあって、自分がロードバイクの世界に足を踏み入れた当初から、“いつか絶対乗る”と決めていました。それがようやく手に入って本当に嬉しいですし、乗っていてもずっと楽しいです。
——誰にでも最初に憧れていたバイクってありますよね。芯がブレず今こうして乗っているのも素敵ですね。カスタムについてはどのようなところにこだわっていますか?
たっくみん:はい、実はカスタムにも少しだけこだわりがあります。例えば、TPUチューブを使用するなど、軽量化の面でも少し手を加えています。ただし、富士ヒルのような長距離を走る場合、あまりリスキーな軽量化は避けたいと考えています。例えば富士ヒルは激坂と呼べるようなコースプロフィールではないので、フロント52-36リア28tに収めて、慎重にバランスを取りながらカスタマイズを行っています。
——なるほど、慎重なアプローチですね。自分に合ったバランスを見つけながらカスタマイズしていくと、愛車との相性も良くなりそうですね。
たっくみん:はい、そうですね。愛車との相性も大切ですし、自分の走りに合ったカスタマイズをしていくことで、いい結果に繋がると思っています。
——たっくみーさん、貴重なお話をありがとうございました。BIANCHI OLTRE XR 4に対する情熱とこだわりが伝わってきました。
たっくみん:こちらこそ、ありがとうございました。出来る限りのトレーニングを行い目標達成に向けて頑張りたいと思います!
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はるか/障害に打ち勝ち、自己ベスト82分を超える!(あわよくば80分切り)
CANYON AEROAD
——はるかさん、こんにちは。今日ははるかさんの愛車CANYON AEROADについてお話しましょう。このバイクを選んだ理由やこだわりについて教えていただけますか?
はるか: そうですね、元々私はヒルクライムよりも、速く遠くに行くのが好きな走り方なので、軽さよりも空力性能を重視しています。私にとって自転車は見た目も大事な要因なのですが、このバイクは空力性能も高くて、私にとって理想的なバイクだと思い選びました。
—— 自分にピッタリのバイクに出会えるなんて素晴らしいですね。バイクのパーツ選びなどでこだわっているポイントはありますか?
はるか: ホイールにはLUN HYPERの35mmハイトを選びました。とても相性が良くて、緩斜面や平地での巡航が以前に比べてとても楽になりました。300kmを超えるロングライドでも脚に負担がかからず、快適に走れるのがとても気に入っています。
—— なるほど、ホイールの選択が走りに大きな影響を与えているんですね。それから、ギアのセッティングにもこだわりがあるとお聞きしましたが、どのような理由からその設定を選んだのでしょうか?
はるか: はい、ギアはフロント50-34T、リア11-32Tと、ロングライドの終盤でも脚を残しておけるよう、大きめのギアを選んでいます。長距離を走る際には、最後までパワーを保つことが重要だと感じているので、そのためのアッセンブルですね。
——なるほど、長距離を走る際のギアの設定も大切な要素なんですね。はるかさんのこだわりが感じられます。今日はありがとうございました。
はるか: こちらこそありがとうございます。今年の富士ヒルはCANYON AEROADと共に目標達成したいと思います!
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note:はるか
松田 広無/プラチナ達成!
SEKA EXCEED RDC
——松田さん、こんにちは。早速ですが、富士ヒルに向けて戦う松田さんの愛車についてお聞かせください。
松田: こんにちは。私が富士ヒルで使う愛車はエアロロードのSEKA EXCEED RDCです。
——このバイクのこだわりについて教えていただけますか?
松田: こだわりと言えば、フロントダブル→フロントシングルにすることで軽量化とエアロ性能を意識しています。最近はフロントダブルよりもシングルの方が空力が良いとされていますし、何よりヒルクライムで重要な軽量化も期待できます。あとはレースに集中しているときにフロント変速を意識しなくて良い事とチェーン落ちのリスクを減らせることもポイントですね。
——確かにエアロ系のバイクを使用している方でフロントシングルを採用しているのは珍しいアッセンブルですね。バイクのカラーリングも素敵ですが、その他にポイントはありますか?
松田: はい。このカラーリングはとても気に入っていて、それに合わせてボトルケージやプーリー、チェーンをオイルスリックカラーにして統一感を出しています。軽量化やエアロ性能はレースを走る上で重要なことに変わりはありませんが、見た目もとても重要で、モチベーションを上げるために同じくらいこだわっていますね。
——ホイールやサドルなど機材面もこだわって選んでるように見えます。
松田: そうですね。ホイールはワンエアーのDX5を使用しています。エアロでありながら軽量で気に入っています。あとはサドルも80gとほぼ板みたいなものを使用していますね。乗り心地より軽量性を優先しています。あとはタイヤも軽量なアジリストライトでEXARのTPUチューブを使って出来る限り軽く仕上がるようにパーツを選んでいます。その他の機材は ヘルメット:HJC フリオン シューズ:GIRO EMPIRE SLX アイウェア:SCICON AEROSHADE KUNKE を使用する予定です。
——松田さんのこだわりが伝わってきます。富士ヒル本番も頑張ってください。今日はありがとうございました。
松田: ありがとうございます。SEKA EXCEED RDCと共にプラチナリングに向けて頑張ります。
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instagram:@松田 広無
BIORACER DREAMTEAM メンバー紹介 Vol.2
BIORACER DREAMTEAM メンバー紹介 Vol.3
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