ニセコクラシック2026、日本人出場者たちの想い(vol.1)
来月末に迫ったニセコクラシック2026。今年はUCI グランフォンド世界選手権の決勝大会として開催される。アマチュアレーサーとして活躍する日本人選手たちにとっても特別な一戦となるはずだ。ニセコクラシック2026に参戦する日本人たちの想いを複数回に分けてお届けする。
ニセコクラシックとは
ニセコで開催されるアジア初のUCI グランフォンド世界選手権が8月末に迫った。世界中からトップクラスのアマチュアレーサーが集結し、ニセコの険しい山岳コースを舞台に頂点を決する世界的ビッグイベントである。74か国から2560人が参加した2024年のデンマーク・オールボー大会では高岡亮寛選手が日本人初の世界チャンピオン(45-49男子)に輝いており、日本のホビーレーサーの活躍にも注目が集まっている。
2014年から毎年北海道ニセコで開催されているグランフォンドイベント、ニセコクラシックは2016年よりUCIグランフォンド・ワールドシリーズの一戦に組み込まれた。要するにUCIグランフォンド・ワールドチャンピオンシップの予選会という位置づけである。参加者は世界各国で行われる予選で上位25%に入ると、世界選手権への出場権を獲得することができる。
2026年、ニセコクラシックは世界王者を決める決勝大会として開催されることになった。参加できるのは、世界中から予選を勝ち抜いた選手のみで、通常エントリーは一切できない。出場できるだけでも大きな誉だが、初の本国開催となる日本人選手は特別な想いを抱いているはず。
ビオレーサーメディアは出場する日本人選手のなかから数名にアンケートを実施、今年のニセコクラシックにかける想いを聞いた。これから数回に渡ってお届けする。
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近江忠仁さん(60)
MTBクロスカントリーレースを日本の創世記より始め、シクロクロスにも90年代中盤から参戦(関西シクロクロス)するなど、20年ほどサラリーマンしながら自転車競技を頑張ってきました。一旦は、少し大きくなってきた子供達とトレイルランニングを始めたことで自転車競技からは遠ざかっていましたが、現在は再開。チーム(TEAM SKY KYOTO)を立ち上げ、トレイルランニングと自転車競技活動を両立しながら活動しています。
年代別で競い合える国際的なレースがあるという情報を得て、チームの皆んなでニセコクラシックを目標にしてきました。幸いなことに、年代別で日本代表に選ばれました。若い頃はタイトルには無縁だった自分にとっては、『もう今しかない!』という心情です。
バイクはオルベアのオルカエアロ。エアロロードでありがら登りもこなす優秀な一台です。自分の脚質は登り系なので、平地とダウンヒルのスピードをオルカエアロに助けてもらうつもりです。フレームカラーがアップチャージなしでカスタマイズでき、自分だけの一台となったことで愛着が沸きパフォーマンスアップになってます。

ふくしまでは2位だったので(近江忠仁さんは6月に行われた予選大会であるツール・ド・ふくしまのメディオフォンドふくしま80男子60~64歳カテゴリーで2位に入っている)、目標は日本人で1位!と言いたいところですが、あまり気負うとよくないので、『世界一の走り』を目指します。また日本での開催を実現させるためにも盛り上げたいですね」

山本 敦さん(54)
「自転車歴18年、会社員32年生のサラリーマンです。主な戦歴は
・全日本選手権ロードマスターズ優勝3回
・全日本選手権タイムトライアル優勝2回
・ニセコクラシック年代別優勝3回
などで、SBC VertexRacingTeamという神奈川県のチームで楽しく走っています。2年前のニセコクラシックの会場で世界選手権開催の発表を聞き、『必ず出場して世界一になりたい』と思いました。夏のニセコを楽しんでいいレースをしたいと思います。デュラエースとボーラで組んだ愛車サーヴェロ・S5で、55歳クラスで優勝を狙います!」




