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【Bioracerサポートライダー】梶鉄輝選手のシクロクロス・ベルギー遠征日記 – Vol.5 Sand Race編


BIORACER_Japanでは、海外の舞台にチャレンジしているアスリートをサポートしています。JTUパラトライアスロン育成強化指定の梶鉄輝選手は、冬シーズンはシクロクロスのC1カテゴリーに参加するなど精力的にレースに参加しています。高校3年生の2017年冬には、文部科学省の海外留学支援制度『トビタテ留学JAPAN!』というプログラムを利用してベルギー遠征に行くなど、その行動力には目を見張るものがあります。

梶選手の2018-2019年のシクロクロスシーズンは、自ら計画して再度ベルギーに渡りレースに参加しています。梶選手の挑戦を遠征日記としてご紹介するvol.5。今回は、梶選手が得意だと自負している「Sand Race」について詳しく語っていただきました。

 ベルギーでのSand Raceについて

皆さま、いつも愛読いただいているみなさま、どうもありがとうございます!

今回は「Sand Race」について詳しくお話しできればと思います。

僕は、Sand Raceが得意なほうだと思います。ベルギーと日本の砂では違う点が沢山あります。ベルギーの砂は、とにかく粒子が細かいので轍が深くなりやすく、その分轍から逸れると日本の砂より重く感じるのが特徴です。


また、World Cupの会場となったKoksijdeやSuperprestigeのZonhovenは、勾配があり重心のスキルがとても重要になります。実際のレースでは、コースは砂のセクションと砂のセクションが繋がっているので、一番難しいのはランニングから砂の路面で乗車するとき。この時は、押しているバイクをラインから外さずクリートキャッチをするまで、もしくはペダルを漕ぎ始めるまで同じ轍で走らないとバイクが思うようにコントロール出来ず停止してしまいます。

それとは異なり、マスターズの世界選手権が開催されているZirmvermircross Molでは平坦のセクションが多く、パワーとランニングが強いととても有利になります。また、ベルギーでは、砂セクションに入る所に段差が出来ていることが多いのですが、今年のコースでは、砂のセクションに入る時に、約30cmほどの段差がありました。そこで、まず前転しないように気をつけて走り、どれだけペダルを回しながら軽い轍を走ることが出来るか、というスキルがとても大切になります。


ベルギーのレースでは、砂のコースも泥のコースも一貫して言えるのは、走りやすそうなところのライン(コース端の泥が少ない所や砂の軽そうな所)を選ぶのではなく、最も多くの人が走ってるラインを走るのがベストだと言えます。いくら細い轍であろうと、そこのラインを上手くトレースしていく選手が結果一番速いです。

毎周回コースコンディションが変わる中でパックでレースをすると、集団で砂に入っていくともちろん前の選手で路面を目視で確認することができません。それもレースのうちで、乗れないと思うとすぐにランニングに切り替えます。その切り替えの判断はレース数の経験で、特に考えてというわけはではなく、スピードが落ちると感じると同時に反射的に降車しているように思います。

私のレース経験の引き出しの中では、まだまだ足りない部分が沢山あります。今からすこしでもその引き出しを増やせるようにレースをして行きたいと思っています。

ところで、泥レースや雨のサンドレースでは、当然サイクルジャージが泥や砂だらけになりますよね。ところが、BIORACERのシクロクロススーツは、特殊な加工が施されているので泥や砂がつきにくくなっています。ベルギー、オランダ、ドイツ、ルクセンブルクなどBIORACER製のシクロクロススーツを採用しているナショナルチームを世界選手権などで見ると、レース後あきらかに他の国よりサイクルジャージがキレイだと思います。もちろん、自分が着用しているシクロクロススーツも泥や砂、水を弾いてくれるのでレース中はもちろん、レース後の手入れも楽で大変助かっています。

Vol.6へ続く>>

これまでの連載はこちらからご覧ください>>

梶鉄輝選手 採用サイクルジャージはこちら

PRO シクロクロススーツ 長袖
多くのトップ選手たちに高く評価された、ビオレーサーのスピードマスタースピードスーツの技術を応用して生まれたシクロクロス用のボディスーツです。太腿部分には幅広で伸縮性が高く、粘着性を持つ『パワーバンド』を採用。肌への刺激が少なく、また幅を広めにとることで均等に圧力を分散し太腿に程よく密着します。

PRO サイクルジャージ ボディーフィット
BIORACERの定番仕様ジャージ。 エアロ性能とビオレーサー独自のフィット感を最重要テーマとし、ロングライドや競技志向のサイクリストにも適したジャージです。 エアロダイナミクスから導き出された袖の立体裁断と、快適性をも兼ね備えた独自のボディフィット感。さらに最適な通気性能と、UVカット、吸汗・速乾性能も備えています。

PRO ビブショーツ
着心地が快適なLYCRA生地を使用。裾にワイド幅のグリッパーを採用し、ショーツを最適な位置に保ち快適な着心地が続きます。伸縮性の高いメッシュのビブが動きを妨げることがなく、ショーツの背面部分は耐久性を高めるため二重のライン仕上げ。ビブの背中部分には、無線や携帯電話などを納める、小さなポケットを備えたプロチーム仕様。

 

【選手紹介】梶鉄輝選手

梶鉄輝
1999年12月17日生まれ、兵庫県川西市出身。
小学2年時に関西シクロクロス大会で初優勝したのをきっかけに自転車競技を開始。中学校1年時のロードバイク練習中の交通事故により右腕に大きな障害を負う。それでも、退院した翌年にはヒルクライムレースに復帰、リハビリに取り組みながらも自転車競技を継続。高校では自転車競技部に入部、兵庫県自転車競技連盟から県代表に選ばれ、全国高校選抜自転車競技大会に出場する一方、マウンテンバイクやロードレースにも参戦、入賞も多数。高校3年生時には、文部科学省の留学支援制度で、自転車競技の本場ベルギーへの自転車留学も経験。

梶選手応援サイトhttp://tetsukikaji.com


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