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ドリームチーム2026メンバーコメント/その挑戦は心に何を残したか(前編)

ドリームチーム2026メンバーコメント/その挑戦は心に何を残したか(前編)

2026年も富士ヒルは無事に終了した。同時に、ビオレーサー・ドリームチーム2026の活動にも一区切りつく。ドリームチームの一員として富士ヒルに挑んだ半年間を経て、何を思うか。メンバー全員のコメントを前編と後編に分けてお届けする。想像以上の結果となって歓喜の雄叫びをあげる者、目標には届かず悔し涙を流す者。結果はそれぞれだったが、ドリームチームという看板を背負い、夢と目標を公言し、注目を浴びるなかで挑戦し走り切ったメンバーの言葉は決して軽くない。

おこめさん

富士ヒルの目標:85分切り/自己ベスト更新
富士ヒルの結果:84分15秒/自己ベスト更新

「今年は自身の病気の性質も考慮して、存分に楽しんだ上で自己ベストを更新しようと思っていました。その甲斐あって、今までで1番楽しかった富士ヒルになりました!当初掲げていた85分切りも達成できたので満点だと思います。同じドリームチームのるりさんと一緒に励まし合いながら走っている時間は本当に本当に楽しかったです。

ただ、レースとは悔しい思いが付き物です。ドリームチームに加入後少しして、80分切りも視野に入れ始めましたが、全く及びませんでした。第2目標として掲げていただけに、85分を切れて嬉しい反面、80分に遠く及ばず悔しいと思っているのも本音です。悔しいと思えた上に反省点もあったので、来年もモチベーションを維持しながらチャレンジしていきたいと思います!

サイクルエキスポのステージ登壇でもお伝えしたのですが、今年は色々な所でたくさん応援の言葉を頂きました。皆さんの応援の言葉に後押しされて、こうして目標達成に至れました。本当にありがとうございました」

Keni.Munemituさん

富士ヒルの目標:プラチナリング獲得
富士ヒルの結果:69分

「天気や風向きなど絶好のコンディションだったにもかかわらず、年別とは違った選抜の熱気に圧倒されてしまいました。一合目下駐車場までの怒涛の勢いが特に印象的でした。もっとレースの場数を踏み、タイムを更新するのではなく『闘う』ことに慣れなければと思いました。最後の仕上げというところで調子を上げきれなかった事を少し後悔してます。

メンバーとして活動している期間中、本当に多くの方々に応援していただきました。それに応えれば応えるほど影響が増して、自分の励みになりました。動画をアップしたり、Xでポストしたりすると多くの反響があり、それも自分のやる気に繋がりました。それだけに結果が出なかったのが悔やまれます。

来年も新しいメンバーでドリームチームは続いていくと思いますが、『ドリチは強さじゃない、想いだ!周りに鼓舞され、自分を昂らせ、どんどん調子に乗って夢に向かって走っていって欲しい』を次期メンバーへのメッセージとしたいと思います」

しげさん

富士ヒルの目標:ゴールド
富士ヒルの結果:69分29秒でシルバーでした

「目標未達&自己ベスト更新すらできず、達成度は0%です。試走よりタイムが悪く、本番で結果を残せませんでした。今は『本当に全て出し切れたか?』と自問自答する毎日です。

印象に残っている瞬間は、トレインから脱落してしまったとき。そのときは『今年も届かなかったか……』ではなく、『ゴールド穫れるぞ!がんばれ!後は託した!』という気持ちでトレインを見送れました。こう思えたことで、自分も成長したなぁと思いました(笑)

ドリームチームのジャージを着て走ったことで、『ドリチ頑張れ!』という応援がもらえて力を出せるのも魅力の1つです。応援してくださった皆さま、改めてありがとうございました。本当に力になりました。

もしドリームチームに選ばれていなかったら、リハビリも練習もしなかったですし、富士ヒルにも参加していなかったと思います。今だから言えることですが、病気と手術を宣告されたときは、ドリームチームを辞退しようと考えていました。ただ、応募したのに落選された方や、富士ヒルを走りたくても走れない方もいるという事実に気持ちを改め、自分を信じることにしました。

休養中には、他のドリチメンバーのトレーニングログを見て刺激をもらっていました。皆が同じ方向を向いて、無謀にも思える夢や目標に向かって努力していることが伝わってきたからです。これには本当に勇気付けられましたし、走り方、機材など、多くのことを学びました。チームのメンバーには本当に感謝しています。

今回、ドリームチームに応募してよかったと思います。メンタル面、人の輪、走り方、機材、トレーニング内容、プロのフォトグラファーによるカッコ良すぎる写真など、選ばれていなかったら得られないものが多かったと感じています。

ドリームチームの活動は来年も続くと思います。気になったのであれば、ほんの少しの勇気を出して熱い想いで是非応募してみてください。ドリチは最高ですよ!」

茶円(怠け者)さん

富士ヒルの目標:プラチナリング&年代別1位
富士ヒルの結果:ゴールドリング&年代別3位

「夢にも目標にも一歩届かない非常に私らしい悔しい結果になりました。

今年はドリームチームのおかげで過去最高に仕上げることができていました。いろんな人に見られている、ドリームチームのみんなが頑張ってる、そう思うだけで多少の疲れがあってもトレーニングしようと思える。ほんの少しでも前に進もうと前向きになれる。改めて仲間の存在、夢や目標を公言することの大切さを再認識しました。

今大会でのハイライトは、自分が年代別1位と2位の選手に離されてしまったときに、先発していたゴールドリング獲得を目指す鈴なり妖怪さんのグループとラストの平坦区間をご一緒できたことです。小さい身体でゴールドリングを目指す大きな走りは、千切れてしまい光を失った私にはとても大きな希望に見えました。

そのグループのおかげで垂れることなく最後の平坦区間ペースを作れました。勝手にグループに紛れ込んで、挙げ句の果てに大声で叫ぶ狂った人になってしまい大変申し訳ございませんでした。女子選手初の快挙、おめでとうございます。

もう一つは、ゴール前サプライズで応援に来ていた母に驚きました。
最後の急勾配でスプリントしているとき、『カズヒロがんばれぇ』と聴き覚えのある怒号が…。
その母の声援のおかげで61分を2秒だけ切れました。

夢や目標を共有し、それぞれの熱い想いを持った仲間と同じジャージで走る。それは私にとっては初めての経験であり、最高に熱い半年間でした。

気持ちが折れそうな時も他のドリチメンバーの投稿を見て奮起しました。夢や目標を発信することで出会えた仲間や、応援してくださる方。今回ドリームチームの活動を通じて色んな方と出会うことができました。

来年ドリームチームに応募しようか悩んでいる方は、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみましょう。富士ヒルに出場するという偉大な一歩を踏み出したあなたには、きっとそれができるはず。夢に向かって突っ走る人を強力に後押ししてくれる、それがビオレーサードリームチームです。

ドリームチームのみんな、大多賀峠のみんな、母、そして応援してくださった全ての方。
本当にありがとうございます。

夢も目標も残念ながら叶わなかったけど、必ず取り戻せると信じてまた進んでいこうと思います。次の目標は、ヒルクライム以外のレースにも挑戦することです。そして、来年こそはプラチナリングを獲りたいと思います」

TYさん

富士ヒルの目標:ゴールド
富士ヒルの結果:シルバー(ゴールドに8秒足りませんでした…)

「今年の目標は再度のゴールドリング獲得でした。結果としては65分8秒と、8秒足りずに悔しいレースとなりました。

3月までは順調にトレーニングできていましたが、4月に仕事が繁忙になりCTLを大きく下げてしまいしました。5月からは改めてSST・Z2からの積み上げを中心にCTLをある程度戻しました。この積み上げの際にはドリームチームメンバーをはじめとした仲間に一緒練習をしてもらいました。感謝しています。

8秒足りなかったとはいえ、目標に近づけた点は進歩だと思います。また、トレインのメンバーにも恵まれ、声をかけながらレースができた点もよかったです。怪我後、初めてこのような走り方ができて、改めて仲間と走る楽しさを感じることができました。

この活動を通じて、チームで走ることのすばらしさを改めて感じることができました。目標は達成できませんでしたが、みんなに感謝しています。来年は今年達成できなかったゴールドリング獲得を改めて目指します」

はちかなさん

富士ヒルの目標:85分切り
富士ヒルの結果:87分10秒

「今年の目標は85分切り。当日のアップから感触はよかったので、自信を持ってスタートラインに立ちました。

今回はブロンズ目標のメンバーと5人パックで走りました。途中からどんどん仲間が離脱してしまい、最終的に2人になってしまいました。私も三合目で千切れてしまいましたが、周りにいた人がブリッジをかけてくれたり、『ほら!ドリチ頑張れ!』とエールをくれたり、いろんな方に助けて頂きました。

四合目で単独走になり『このままじゃブロンズすら取れないかも…』と弱気になっていたときに、先に離脱していた仲間が追い上げてきてくれました。そのおかげで『もう一度踏ん張ろう!』という気持ちになれ、最後まで踏み続けてゴールラインを切ることができました。目標に到達できなかったことは悔しいですが、今回はいろんな方にエールをもらい、それがとても力になりました。

ドリチに選出して頂いたからには出来ることはとことんやる。と決めてきました。4月末から何度も試走に行き、何がダメだったか復習して次週もう一度挑戦するという事を繰り返しました。結果、今年は5回も試走に行きました。5回中4回は90分を切ることができず、その度に焦燥感や不安も強くなりましたが、一緒に試走してくれた仲間に励まされ、最後の試走でようやく90分を切ることができて自信を付けることができました。

今年は半年間投げ出さずに練習したため、『これだけやったからどんな結果でも後悔しない』という強い気持ちを持つことができました。

このメンバーがいたから最後までモチベーション崩さずに練習を行うことができたのだと思います。合宿や試走会もあり、悩みがあればすぐに聞いてくれる素敵な仲間達でした。自転車の交流の輪が広がり、充実した半年間でした」

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