2026SSコレクション紹介/デザインと機能の本当の融合
昨シーズンより魅力的なデザインへと昇華したビオレーサーのコレクション。今年の2026SSコレクションからさらにその魅力が増した。新色を中心に、今年の初夏モデルの概要をお伝えする。
さらなる洗練
かつてはカスタムオーダーウエア専門メーカーだったビオレーサーだが、2021年頃からコレクション(既製ウエア)のラインナップを充実させている。
今でも<ビオレーサー=カスタムオーダー>というイメージが強いが、ここ数年でそれが変わりつつあったのだ。しかし、そのデザインは硬派なベルギーブランドのイメージ通り、どこか味気ないものが多かった。
しかし2025年の春夏用モデルからそれが変わり、デザインが一気に魅力的なものとなった(詳しくはこちら)。もうすぐ正式発表される2026SSでは、さらにデザインが洗練される。

ハイエンドモデルのエピック、性能を維持しつつ価格を下げたアイコン、プロトラボで開発され性能を追求したスピードウエアコンセプト(メンズのみ)という3種類のラインナップに変更はなし。基本的に作りも昨年モデルと同じで、変更されたのはデザインのみとなる。
アイコンは全体的に落ち着いたペールトーンとなった。メンズとウィメンズのカラーバリエーションは同じで、ビブショーツは昨年からの継続カラーとなる。
こちらもアイコンに追加された新色。バックポケットのセンターに切り返しが入ったカラー。

昨年のエピックジャージにはツートーンカラーもあったが、今年のコレクションはよりシンプルなデザインに。

エピックにもバックポケット部にデザインが加わったカラーが3色ラインナップ。

メッシュ生地を採用し酷暑に最適なエピックウルトラライトジャージのカラーも一新された。

エピックのロングスリーブジャージは昨年より継続してクールグレーとグラファイトブルーが採用されている。

サンドストームとテラコッタという2色が追加されたジレ。ベーシックな黒、ネイビー、クルーグレーは継続となる。

スピードウエアコンセプトのグラフェンジャージ、ポーラテック素材を使ったクールジャージー、ベースレイヤー、グローブ、ソックスなどのアクセサリは継続。

木の枝や岩などに擦れても破れにくいグラベルウエア専用生地を採用したグラベルコレクションもある。
デザイン面の大幅進化
いずれも派手で軽薄な色ではなく、絶妙で落ち着いた色に抑えられており、新世代ビオレーサーらしいカラーラインナップである。ジャージのカラーは変わっているが、ビブショーツは昨シーズンから継続されているので、ジレとジャージを買い足せば今年らしい色遊びができる。

自転車用ウエアで重視すべきは、あくまで機能である。フィッティング、通気性、速乾性、伸縮性などの機能がライドのパフォーマンスを大きく左右する。ビオレーサーの機能は、世界中のプロからお墨付きをもらっている。
そこに、さらに洗練されたデザインが加わる。見た目だけを飾った他のブランドとは違う「デザインの機能の本当の融合」をぜひ体験してほしい。

