【レースレポート 小坂光】JCXシリーズ第3戦 御殿場シクロクロス
概要
開催日:2024年11月3日(日)
レース会場:静岡県御殿場市高根西ふれあい広場
天気:晴れ 気温21度
スタート時間:14時25分
レース結果:5位
使用機材・アイテム
バイク:TREK BOONE
コンポーネント:SHIMANO Dura-Ace 9200
タイヤ:Challenge BABY LIMUS(空気圧:前後1.6bar)
ヘルメット:TREK Velocis MIPS
ジャージ:BIORACER EPIC CYCLO-CROSS LONG SLEEVE AEROSUIT VAPOR ONE
シューズ:TREK RSL Mountainbike Shoe
レポート
前回のJCX第2戦亘理大会で3位表彰台に乗ることができたので、調子は上がってきていたが、連戦の疲れも感じながらの会場入りした。前日は警報が出るほどの大雨だったため、マッドコンディションでのレースを予想していたが、当日は晴れたため、一部の重い泥区間を除き、概ね少し湿った土の路面でのレースとなった。
コースの大部分はコーナーが連続する林間区間で、一部ダブルトラックの砂利区間や砂区間がある。コース幅が狭く、ラインも限られるため抜きどころが少ない。また、長いストレートは1箇所のみ。ひたすらコーナーと短い立ち上がりのダッシュを繰り返す、「忙しい」コースという印象だった。また、所々石や木の根、切り株があるため、パンクにも注意する必要がある。
スタートループは砂地のグラウンドからスタート。前回のレースではスタートに失敗したが今回は悪くはなく、4番手で落ち着いてコースイン。初戦、第2戦で優勝した副島選手、沢田選手がやはり速く、ペースが上がる。じわじわと離され、1周目を終える頃には加藤選手と5位争いのパックとなる。疲労感もあり序盤は身体の動きがあまり良くなかったため、後ろについて冷静にレースを進めていく。
少しずつ身体も慣れてきて、コーナー区間、ストレート区間ともに自分に分があると感じたので、ペースアップして加藤選手を切り離しにかかる。また、そのタイミングで4位を走る鈴木選手も前に見えたので、加藤選手を振り切った勢いのまま、ペースを落とさず前を追う。
ピットスタッフからタイム差を聞いてとにかく前に追いつくことに集中し、少しずつ差を詰めていくが、コーナーでの小さなミスなどもあり、なかなか追い付くことができない。2周ほどの追走の末追いつき、後ろに付いて一度回復を図る。
スタートフィニッシュ地点の舗装路を抜けた後の林間セクションで前に出て、ペースを上げる。鈴木選手にとっては苦しいタイミングだと思ったので、千切れてくれることを願ったが、叶わず。ラスト2周回の途中で再度ペースアップしたが千切ることはできず、逆に鈴木選手にアタックされ、限界に達していた自分はそこで食らいつくことができなかった。
最終周回はそれまでの集中やリズムが崩れ、完全に前との差が開いてしまい、5位でのフィニッシュとなった。鈴木選手はそのまま前を走る高橋選手を交わし3位でフィニッシュしていた。最終周回手前で表彰台争いも見えていただけに悔しい結果となってしまった。スタート直後のペースアップにもう少し耐えて、序盤から前で展開できていれば結果は変わっていたかもしれないので、次戦以降は序盤の走りをより意識して望みたい。
今回もサポート、応援ありがとうございました。