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【レースレポート 小坂光】JCXシリーズ第1戦 茨城シクロクロス 土浦ステージ

【レースレポート 小坂光】JCXシリーズ第1戦 茨城シクロクロス 土浦ステージ

(main cut/kasukabevisionfilmz)

概要

開催日:2024年10月6日(日)
レース会場:茨城県土浦市りんりんポート土浦/川口運動公園
天気:曇り 気温25度
スタート時間:14時30分
レース結果:6位(-1lap)

使用機材・アイテム

バイク:TREK BOONE
コンポーネント:SHIMANO Dura-Ace 9200
タイヤ:Challenge CHICANE(空気圧:前後1.6bar)
ヘルメット:TREK Ballista MIPS
ジャージ:BIORACER EPIC CYCLO-CROSS LONG SLEEVE AEROSUIT VAPOR ONE
シューズ:TREK RSL Mountainbike Shoe

photo/kasukabevisionfilmz

 

レポート

シクロクロス国内トップカテゴリーのシリーズ戦であるJCXシリーズの開幕戦に出場した。シクロクロスシーズンに向けて徐々に調子も上がってきていたが、ロードレースへの参戦などもあり、オフロードでのトレーニングは十分に積めていない状況でのシーズンインになった。

土浦のコースは2021年に全日本選手権を勝った場所でもあり、相性が良い。しかしこの日のコースは例年に比べてキャンバー(斜面)区間などのテクニックを要する区間が省略されており、試走を終えた段階で自分の強みを発揮し辛い設定とだと感じていた。

実際、この日の周回数は13周、ラップタイムは5分を切る超ハイスピードなレースとなった。5番目にコールアップされ、1列目からスタート。スムーズに加速でき、3番手でオフロード区間へ入る。この日優勝した副島選手が一気に飛び出し、それを追う形で沢田選手、織田選手に続いて追走する。

しかし、彼らのペースが自分にとってはオーバーペースであると感じたため、冷静に前を追う走りに切り替え、加藤選手、鈴木選手と共に4位集団を形成した。ロードレースのクリテリウムのようなレース展開となったため、3人で協調し、先頭交代をしながら前を追う。

新しい機材で臨むレースということもあり、バイクの感覚を確かめながら走る。鈴木選手が落車で遅れたため、加藤選手と二人で前を追う形になるが、レース中盤以降、加藤選手が先頭交代できなくなり、自分で先頭を牽き続ける形となる。終盤に入ったところで後方から追い上げていた宇賀選手に交わされ、その勢いのまま一気に引き離されてしまう。

自分もかなり辛い状況だったため、追いつくことができず、それまでと変わらず加藤選手を引き連れる形で前を追う。ラスト2周に入った段階で4番手を走る宇賀選手に追いつくことが困難であることが分かったため、5位争いを制してフィニッシュすることに集中した。

ラスト1周に入ったところでペースアップして加藤選手を引き離すつもりで走っていたが、ラップタイムが非常に短いレースだったこともあり、最終周回に入る直前でまさかのラップアウトとなった。その時点での着順がリザルトになったため、6位という結果に終わった。

力及ばず悔しい結果となってしまったが、個人的には、新体制かつ新しい機材でも集中して自分の力を出し切る走りができ、トラブルなくレースを終えることができたので、良いレースだったと思う。今回のレースを経て、また一段調子が上がると思うので、第2戦も表彰台を目標に頑張りたい。

サポートしてくださる皆様のおかげで、無事初戦を迎え、全力で走ることができました。改めまして、御礼申し上げます。ありがとうございました。これからシーズンが本格化していきますが、最大の目標である宇都宮での全日本選手権に向け、1戦1戦大切に走っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。

photo/kasukabevisionfilmz

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