サイクルウェア最大手BIORACERの「人・モノ・コトが紡ぐサイクリングの物語」

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2025FWコレクション紹介/BIORACER、さらなる高みへ

2025FWコレクション紹介/BIORACER、さらなる高みへ

今シーズンの春夏物から、これまでのイメージを覆すようなデザインの新製品をラインナップし始めたビオレーサー。それに続き、秋冬コレクションにも魅力ある新製品が多数加わった。そのラインナップを一気紹介する。

25SSコレクションと同様の変貌

ロードバイクのハイシーズンは今も春~夏だからか、サイクルウエアで注目を浴びるのは夏用ウエアだ。しかし、冬用ウエアの性能が向上したことで、「寒くなったらシーズンオフにしてバイクをショップにオーバーホールに出す」というセオリーがなくなり、少なくとも豪雪地帯を除く地域では、一年中自転車に乗れるようになった(むしろ夏のほうが暑すぎて走れなくなった)。秋冬用サイクルウエアにもっと注目すべきときなのだ。

そんなタイミングで、ビオレーサーの秋冬コレクションがオールリニューアルを遂げた。昨年までは、春夏用のラインとは異なるスピットファイアという作りだったが、今季から秋冬用ウエアもアイコンという、オーダージャージや春夏用ウエアと共通となった。

デザインに関しても、昨年以前はややトレンドとは異なるサイケデリックな色味も多かったが、昨年のコレクションで落ち着いたデザインとなり、今年はさらに洗練されたいいデザインとなった。フィッティングとデザインの両面での進化。25SSコレクションと同様の変貌を遂げたのだ。

ビオレーサー・コレクションのデザインの変遷

 

テンペストライトジャケット

ちょうど今の時期に最適な微起毛素材を採用したウエアで、対応気温帯は10~18℃。気温変化の激しい晩冬~初春、晩秋~初冬にぴったりだ。これまでのビオレーサーの冬用ウエアは2ポケットであることも多かったが、これは使いやすい3ポケット(+ジップ付ポケット)となり、補給食や貴重品も収納できるように。

軽量で通気性に優れたテンペストライトファブリックは、耐久撥水加工が施され、小雨や路面の水跳ねを弾き、不安定な天候下でもドライな着用感をキープしてくれる。

サイズはS~XXLの5種類で、Black-AnthraciteCool Grey-Nauticaの2カラーで展開される。主観にはなるが、いずれもシンプルかつ洗練された色&デザインで、価格も冬用ウエアとしてはそれほど高くない。同デザインの女性用も用意される。

テンペストライトジャケット(24,900円)。左がBlack-Anthracite、右がCool Grey-Nautica

 

アイコンテンペストビブショーツ

このテンペストシリーズには、2種類のビブも加わった。

アイコンテンペストビブショーツは、寒冷・悪天候に対応した高機能ウィンタービブショーツ。撥水性・保温性・通気性を持ったテンペスト素材を採用し、雨・泥・冷気をブロック。内側は起毛となっているので、レッグウォーマーやニーウォーマーを併用することで、寒暖差のある季節でも柔軟に対応できる汎用性の高いビブショーツ。推奨気温は5〜15℃。

アイコンテンペスト3/4ビブショーツは、基本的な作りはアイコンテンペストビブショーツを踏襲しつつ、丈を3/4に伸ばしてニッカーとしたもの。ニーウォーマーが必要なくなるので、フィット感や快適性を維持しつつ膝の防寒をしたいライダーに最適だ。パッドは両モデルとも、快適性と通気性に優れるスムーズパッドとなる。

なお、この2種類のテンペストビブショーツは、ビオレーサー・ジャパンからの要望によって商品化された日本限定モデルである。

 

テンペストジャケット

本格的な冬のライドに最適なテンペストジャケットは、対応気温帯が0~15℃となる。ビオレーサーのウインタージャケットのスタンダードモデル。冬でも体温を保つテンペストファブリックは耐久撥水加工を施しており、急な雨や雪も弾いてくれる。アイコンフィットになったことで、冬用ウエアでもごわつくことなくスマートかつ快適に体にフィットしてくれる。

サイズはS~XXLの5種類。Berry BlizzardEclipse BlackGreen CurryMisty Nauticaという魅力的な4色が用意される。

テンペストピクセルビブタイツ

テンペストシリーズのビブタイツもリニューアル。ふくらはぎ部分にリフレクターを配して視認性を高め、早く薄暗く寒くなってしまう冬のライドを支える一着である。生地は裏起毛で、保温性と通気性を両立したもの。厳しい寒さでも体温を安定させる。表面には撥水加工を施してあるので、天候の急な悪化でも雨粒や雪を弾いてくれる。対応気温帯は5~15℃で、冬〜春先の幅広い気温に対応する。パッドは高い快適性で好評のヴェイパーパッドだ。

ジャケットと同様、サイズはS~XXLの5種類で、定番のBlackのほかに、濃紺であるNauticaが用意される。

左がテンペストジャケット(30,000円)。上から、Berry BlizzardEclipse BlackGreen CurryMisty Nautica。右がテンペストピクセルビブタイツ(28,800円)で、上がBlack、下がNautica

 

テンペストのビブタイツには、テンペストグラベルビブタイツもある。基本的な作りは上のテンペストピクセルビブタイツと同じだが、こちらは携行品が多くなりがちなグラベルライドのために、背面と両サイドに計4つのメッシュポケットを設けている。

いわゆるカーゴビブだが、ただポケットを縫い付けただけではなく、下肢部分には擦れと汚れに強い素材が使われている。グラベルライドでは、草木や岩に擦れてウエアが傷みやすいため、嬉しい配慮だ。

 

テンペストプロテクトピクセルジャケット

最後は、最も対応機温帯が低いテンペストプロテクトシリーズ。このテンペストプロテクトピクセルジャケットは、極寒(-5~6℃)のライドで活躍するウインタージャケットで、生地は高断熱性能を備えたウィンターファブリックに、防風メンブレンと耐久撥水加工をプラスしたテンペストプロテクトファブリック。前面が防風素材になっており、豪雨でない限り対応できる。ビオレーサーのラインナップ中、最も暖かいジャケットである。

Blackと、薄暗い天候でも視認性が高いFluo Yellowの2色展開で、商品名に「ピクセル」と入っていることからも分かるように、背中のポケット部分にはリフレクターが配置され夜間の安全性を高めている。

 

テンペストプロテクトピクセルビブタイツ

厳冬期の長距離ライドにも対応するテンペストプロテクトピクセルビブタイツ。ファブリックと防風メンブレンにより、ライド中は激しく屈曲する両脚の動きやすさは維持しつつ、水分や冷気をシャットアウト。対応機温帯は-5~8℃で、冬の自然環境から脚部を強力に保護する。視認性を高めるピクセルリフレクターをふくらはぎに配置し、安全面に配慮した設計も特徴だ。

左がテンペストプロテクトピクセルジャケット(38,000円)。上がBlack、下がFluo Yellow。右がテンペストプロテクトピクセルビブタイツ(36,000円)。

 

いずれも、カラー&デザイン・価格・品質ともにレベル高く仕上がっており、オーダーサイクルウエアのメーカーというイメージのあったビオレーサーが、コレクションと呼ばれる既成デザインの一般市販ウエアメーカーとしても一級へと成長したことを実感する。

次回は、ビオレーサー・ジャパンのスタッフが自腹で購入したアイコンテンペスト3/4ビブショーツのインプレをお届けする予定だ。なぜ一般的なビブタイツではなく、ニッカーと呼ばれる3/4ビブショーツなのか、その理由にも触れる。

BIORACER公式通販サイトCaLORS

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