【Bioracerオーダーサイクルジャージ】冬のサイクルジャージ着こなしガイド2020 – ビオレーサーに裏起毛素材のワンピースがない理由
ウインターシーズンは、朝夕と日中の気温差が大きく、さらに急な天候や風の変化などもありどんなサイクルジャージを着れば良いのか選択が難しい季節です。そこで、今回はそんなウインターシーズンのサイクルジャージの基本の着こなし方をご紹介します。
サイクルウェアの基本は重ね着(レイヤード)スタイル
ウインターシーズンに限らずサイクルウェアは1年を通して重ね着(レイヤード)スタイルが基本です。サイクリングやロードレースは、長い時間を屋外で過ごすスポーツなので、朝夕の気温差や天候、風の有無やスピード(運動強度)の違いなどにより、運動時の環境も目まぐるしく変わりそれに伴い体感気温も大きく変化します。
ですが、1着のサイクルジャージだけではそれらの変化への対応が難しいので、重ね着をすることで様々な気温や天候でも快適に過ごせるようサイクルウエアにはサイクルジャージとビブショーツの基本アイテムの他にも様々なアイテムがあるのです。
ウインターシーズンのサイクルジャージ基本レイヤード
ウインターシーズンの基本的な重ね着は、朝晩の肌寒い時間帯は吸汗速乾性のベースレイヤーに起毛長袖ジャージ&起毛ビブショーツまたはタイツにベストやウィンドブレーカーを着てスタート。
身体が温まってきたり気温が上がってきたら、ベストやウィンドブレーカーを脱いでバックポケットに収納します。
さらに寒くなってきたら、ベースレイヤーをより暖かいものに変更。それでも寒い時には、さらにその上にコンビジャケットやウィンタージャケットなどを重ね着します。なお、ジャケット類では暑すぎる場合には、スタート時に起毛長袖ジャージの下にアームウォーマーを重ね着して、暑くなってきたら脱いでポケットに収納するのもおすすめです。また、ジャケット類はベストやウィンドブレーカーのようにバックポケットに収納することはできないので、日中の気温が15度を下回ることが想定される場合に着用を検討してみると良いと思います。
欧州の最新トレンドは起毛ビブショーツ、起毛ビブニッカー
ところで、最近の欧州での秋冬シーズン流行のレイヤードスタイルは”起毛ビブショーツ(RACE起毛ビブショーツ、PRO起毛ビブショーツ3.0)”や”起毛ビブニッカー(RACE 3/4タイツ)”をメインにしたコーディネイトです。ビオレーサーでも起毛素材のタイツをラインナップしていますが、”起毛ビブショーツまたは起毛ビブニッカーにレッグウォーマー ”の重ね着スタイルの方が、体温の調節や着心地ともに良いのがその理由です。さらに、サイクルジャージやショーツまたはニッカーとウォーマーの組み合わせでは、様々な体型の違いもカバーできるメリットがあります。そのため、ビオレーサーでは裏起毛素材の半袖ジャージやビブショーツ、ビブニッカーもラインナップ、様々な季節や用途に幅広く対応できるアイテムを揃えています。

その理由は、裏起毛素材は、どうしてもワンピースで使われている素材に比べ伸縮性が少ないためどんなにパターンを工夫しても身体のどこかに隙間やシワができてしまったり、動いた際に突っ張ってしまうなどのデメリットがあり「ワンピース」本来の機能が損なわれてしまうからです。なお、数多くのシクロクロスの世界チャンピオンを輩出しているビオレーサーがナショナルジャージを供給しているベルギー、オランダ等のシクロクロス強豪国の選手は全員裏起毛素材ではないシクロクロススーツでレースに参戦しています。
また、レースではなくトレーニングで着用する場合でも、秋冬シーズンは1日の中でも朝夕と昼間の温度差があり、ワンピース1着では気温差に対応できないこともその理由の1つです。さらに、気温差に対応するため重ね着用のウェアやアクセサリーを携帯するためには大きめのポケットが必要ですが、ワンピースは構造上大きなポケットがつけられない点もマイナスとなります。
そのため、ビオレーサーには秋冬向けアイテムに最適な撥水機能も備えたオリジナルの裏起毛素材「TEMPEST/テンペスト」があり、ジャケットやタイツはもちろん半袖ジャージやビブショーツなど数多くのアイテムをラインナップしていますが、ワンピースは1着もないのです。
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